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パターを2本投入…うち1本は「お守り」? ルーキー桑木志帆が“奇策”で一気の急上昇 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 黄アルム -7 下川めぐみ -7 3 新垣比菜 -5 大出瑞月 -5 5 福田真未 -4 木下彩 -4 石川明日香 -4 西木裕紀子 -4 9 東浩子 -3 川岸史果 -3 順位の続きを見る

パター2本体制で急浮上 桑木志帆はあすも“お守り”投入?

パター2本体制で急浮上 桑木志帆はあすも“お守り”投入?(撮影:福田文平)

<JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ 3日目◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース (静岡県)◇6412ヤード・パー72>

今年6月に行われたプロテスト合格組の桑木志帆が、“お守り効果”で急上昇。トータル6オーバー・71位タイから、トータル1アンダー・17位タイまで一気に順位を上げた。

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初日は「73」、そして台風並みの強風が吹いた2日目も「77」とここまで苦しんできたルーキーが、ビッグスコアをマーク。来季の前半戦フル出場権を得るための目安と考えられる“30位ライン”を軽々飛び越え、上位通過も見える位置につけた。爆発の予感については「全然なかったです」というが、3日目になって取り入れた“奇策”がハマる。それがパター2本体制だ。

「おととい、きのうとパットが悪くて」と、スコアを落としていた原因を苦戦し続けたグリーン上に求める。パット数をみると初日が35回で、2日目が33回。これでは、どうしても流れをつかむことはできない。その改善のため、急きょ48度のウェッジを抜いて、もう1本パターをバッグに追加した。「エースパターのオデッセイのセンターシャフトのほかに、(テーラーメードの)トラスのツノ型を入れました。トラスはサブとして時々使っているものです」。使い分けは特になく、その目的については「エースが悪ければ使おうという戦略。お守りですね」と話す。

するとそれが安心材料となったのか、前日まで眠っていたエースパターが仕事をする。18ホール中10ホールを1パットで回り、パット数も26回まで回復。そのため“お守り”を握る機会はなかったが、安心感を8つのバーディ(1ボギー)につなげて、この日のベストスコア「65」を記録した。1度だけ“48度のウェッジがあれば”と考えた場面もあったというが、「その1回よりも、パターで安心できることのほうが大事」と言うほど、その効果は絶大だった。

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