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「お金はもういらないんだ」 63歳の貿易会社CEOがアジアアマに出る理由 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 MICHEL, Lukas -4 CHOI, Sam -4 YANG, Alexander -4 LIN, Yuxin -4 中島啓太 -4 ZHENG, Jimmy -4 CHO, Wooyoung -4 8 DU, Aaron -3 KHO, Taichi -3 HOPEWELL, Hayden -3 順位の続きを見る

レバノンの貿易会社CEO! 63歳がアジアアマに出る理由って?

レバノンの貿易会社CEO! 63歳がアジアアマに出る理由って?(撮影:ALBA)

アジアパシフィックアマチュア選手権 初日◇3日◇ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ◇6986ヤード・パー71>

大会パンフレットやポスターには松山英樹。会場に着けば中島啓太(日体大3年)が各メディアから引っ張りだこと、日本人選手の注目度はいうまでもない。しかし、アジア太平洋地域の各国から93人が集まる本大会。ユニークな選手はたくさんいる。

大ベテラン! 63歳のドライバースイングを動画で見る

今年のフィールドの中で最年長プレーヤーとなったのは、レバノンから来たアーク・ラシッド、御年63歳。世界アマチュアランキングは3960位だが、戦歴を見てみると2019年に「レバノン・オープン選手権」優勝、今年は「レバノン・オープン国際」4位。ちょっとピンとこないが、ご高齢ながらなかなかのやり手、のようだ。

10〜20代の選手が大半を占める中、早朝の練習グリーンでタバコを片手に休憩中。キャディバッグにはサソリのロゴと貫禄たっぷり…。しかし、話しかけてみると意外とフレンドリー。「日本人は6人も出ていてすごいよね。勢いがある!」と太鼓判までいただいた。聞いてみると、アジアアマには今年でなんと9回目の出場。プロ転向を考えたことは?と聞いてみたら、「昔は勧められたこともあったが、仕事も忙しいしゴルフは趣味でやるのが一番」とアッサリ。レバノンで経営している運送会社が順調なようで、「ゴルフでお金を稼ぐ必要はないしね。この大会は、海外の若い選手と会えるからパワーをもらうのに最高だ」と、ゆったり笑ってスタートティに向かっていった。

ほかにも、身長2メートル近くあるバーレーンの36歳は現役アーミー。「砂漠でアーミーの仕事を7時から14時まで。終わったら家に帰って、2人の子どもと過ごしたり、ゴルフをしたり。今年はよく来ているドバイで開催だから楽しみだ」と、ホームに近い今年の大会を楽しんでいる。

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