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謙虚なチャンピオン、初心にかえる? 初優勝明けの杉山知靖が日本オープンへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

謙虚なチャンピオン・杉山知靖が思い出の大会へ(撮影:佐々木啓)

<日本オープン 事前情報◇12日◇琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖・三上コース(滋賀県)◇6986ヤード・パー71>

念願の初優勝は、実際に手にしてみると直後はゆっくり味わうヒマもない。「今回は、たまたま優勝させていただいただけなので…」と新チャンピオン。「ブリヂストンオープン」で初優勝を挙げた杉山知靖は、週明けの月曜からお世話になった方々への挨拶で大忙しだ。

いっつもこの笑顔の杉山知靖

一段落して、火曜日の午後に「日本オープン」会場入り。所属先に次々届く胡蝶蘭や、お祝いのメッセージを見てようやく「今までやってきたことが間違っていなかったんだ」と、実感がふつふつと湧いてきた。しかし、それが自信に直結しないのが杉山の“キャラクター”だ。「先週こそ運がよくて優勝することができたんですけど、今週は非常にレベルの高い選手ばかりなので、その中でいい結果がでればいいなと思っています。またこれから一生懸命に頑張りたい」と、初心を忘れることはない。

そんな杉山にとって、優勝後の最初の試合はある意味で“ピッタリ”な舞台。日本オープンは、アマチュア時代の2013年にツアーデビューを飾った大会だった。当時の印象は「我慢の試合という印象があります」と易しいものではなかったが、はじめて出場したプロトーナメントは思い出深い。

あれから8年経った今、“ツアー優勝者”の肩書きが加わったが、心持ちはきっと変わっていない。「いつもと変わらずというか、1打1打集中して大会を迎えたい」。いつまでも謙虚なチャンピオンが、開幕を待つ。

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