渋野日向子が猛チャージ! ギャラリー興奮のベタピンバーディ締めに「鳥肌がたちました」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 勝みなみ -9 2 西郷真央 -8 3 西村優菜 -7 4 金田久美子 -5 上田桃子 -5 6 渋野日向子 -4 7 菊地絵理香 -2 竹田麗央 -2 永峰咲希 -2 高橋彩華 -2 順位の続きを見る
渋野日向子が「鳥肌」プレーもありムービングデーにスコアを伸ばした(撮影:岩本芳弘)
<日本女子オープン 4日目◇3日◇烏山城カントリークラブ(栃木県)◇6550ヤード・パー71>
前日に「75」とスコアを落とし、トータル1オーバー・33位タイで決勝ラウンドに入った渋野日向子は、ムービングデーに5バーディ、ボギーなしの快進撃。トータル4アンダーに伸ばしトップ10圏でホールアウトした。そのラウンド後には「昨日のゴルフは絶対しない。昨日の自分とはおさらばして、朝からしっかり準備してできることをやりました」と話した。
2人1組となる第3ラウンドは、ツアー通算5勝のイ・ミニョン(韓国)と午前9時11分に1番からティオフ。すると4つパーを並べて迎えた5番パー5で、3打目を1メートル弱につけバーディが先行した。7番でも1メートル、9番では3.5メートルを沈める。ショット、パットに苦しんだ第2ラウンドがウソだったかのように、この時点でトータル2アンダーまでスコアを戻した。
後半に入っても、安定感のあるゴルフは変わらず。この日最後のパー5となる14番では、3打目にもう少しでイーグルというアプローチも繰り出した。ここでバーディを奪うと、予選2日間でともにボギーを叩いた“鬼門”の17番もパーで切り抜ける。すると最終18番では、ユーティリティで打った2打目をベタピンにつけ大歓声を引き出した。本人も「鳥肌がたちました。球が飛んで行ってる瞬間も鳥肌が立ったし、(グリーンに)着いた瞬間の大歓声でまた鳥肌。18番のティ、セカンド、グリーンから見る景色はいい光景でした」という完璧な一打になった。
それを楽々流し込む見事なバーディ締めで、笑顔でホールアウト。ナイスショットもあったが、本人が特に手応えを感じたのはパットだった。「チャンスについたのが決まってくれた。ベタピンが2コくらいあったので、それが獲れたのもあるけど、それよりパーパットを決められたのがうれしいです」と、耐えながら伸ばせたのは大きい。
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