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「言われるたびに悔しかった」堀琴音が挑む、ゴルフ人生で一番苦い思い出 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

苦い記憶の払拭へ 堀琴音が雪辱戦に挑む(撮影:岩本芳弘)

<日本女子オープン 事前情報◇29日◇烏山城カントリークラブ(栃木県)◇6550ヤード・パー71>

「プロが勝たないと、情けない…」。前回ここ烏山城カントリークラブで行われた16年大会で、アマチュアの畑岡奈紗に敗れて涙を流した堀琴音。そこから陥ったスランプを乗り越えて、5年ぶりに烏山城へ帰ってきた。

2016年大会の惜敗に涙を流す堀琴音【写真】

その16年大会では、畑岡奈紗と首位タイで並んでいたが、490ヤードと距離の長い17番パー4でレイアップを選択した。だが、勝負をかけた3打目を寄せきれずボギー。優勝には1打届かず、涙がほほをつたった。

悔しい思い出しかない、という舞台。今でもふとした時に思い出す。それは周りもそうだ。「ここに来るまで何百回とあの時のことを言われました。名前を憶えてもらったのもありますが、言われるたびに悔しかった。優勝しても(いまだに)言われています(笑)」。片時も忘れることのない悔しい記憶。「ゴルフ人生で一番大きくて、一番苦い思い出」だという。

そんな舞台に、初優勝を挙げて戻ってきた。シード喪失の苦しい時期を乗り越えて、今年の「ニッポンハムレディス」で悲願の初栄冠。「優勝して烏山城に行きたいという気持ちはありましたが、できると思っていなかった。それができてよかった」と勲章を因縁の地への手土産とした。

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