17番でクラブが真っ二つに… 「覚悟していたけど…」石川遼が見せた悔し涙 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 S・ビンセント -18 2 大槻智春 -15 3 木下稜介 -14 堀川未来夢 -14 5 矢野東 -13 池村寛世 -13 7 J・チョイ -12 張棟圭 -12 香妻陣一朗 -12 星野陸也 -12 順位の続きを見る
信頼できるクラブを喪失、涙を流した石川遼(撮影:村上航)
<ANAオープン 最終日◇19日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7063ヤード・パー72>
「全部大事なクラブなんですけど… 5番ウッドは信頼できるクラブだったので…」と、言葉を詰まらせた石川遼。うつむいた顔に、悔し涙が浮かぶ。
左ドッグレッグの17番パー5。セカンドショットで、5番ウッドが真っぷたつに折れた。ティショットを右に曲げ、ボールは木の根元にピタリとついた。アドレスで左足が木にかかり、「(折れるのも)覚悟していた」とクラブを振ると、シャフトが木に当たって“く”の字に曲がり、先が宙を舞う。
「折れないように打つにしても、今日打った方向に軽く出すだけだと、3打目が木越えになって狙えない。ボールに当たるまでは木にシャフトが当たらないと思っていたけど、構えちゃったというか、ヘッドを走らせて、左に行ってしまった」と、昨年から投入していた5番ウッドは、折れた状態でバッグに入れられていた。
首位と6打差から追いかけた最終日。前半はオールパー、ショットがチャンスにつかず、イラ立ちに息を吐く場面も何度かあった。後半を1バーディ・1ボギーで迎えた17番で、気力が一気にそがれたようだった。
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