PGAツアー“スーパーシーズン”を振り返る 2度のコロナ陽性にメジャー初V【ジョン・ラーム編】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ジョン・ラームのスーパーシーズンを振り返る(撮影:GettyImages)
昨年9月からスタートした米PGAツアーは先週の「ツアー選手権」をもって終了した。「全米オープン」、「マスターズ」がそれぞれ2回でメジャーは全6試合。東京五輪もあり50試合が開催されて「ゴルフファンにとっては夢のような“スーパーシーズン”だ」とPGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハン会長は胸を張っていた。
新型コロナウイルス感染対策も進める中で3月以降は段階を追って観客もコースに戻り、今ではほぼコロナ前と同じ環境。やはり観客の声がコースに響くのは多くのプレーヤーにとって大きな喜びだと改めて確認しただろう。
長いシーズンを過ごしたプレーヤーはツアー選手権を終えると「とても疲れた」と口をそろえた。それぞれに激動のシーズンだったのだろう。
中でもジョン・ラーム(スペイン)にとっては“ローラー・コースター”のようなシーズンだった。
20年6月に「ザ・メモリアルトーナメント」を制して世界ランキング1位の座に就いたが、20年末はダスティン・ジョンソン(米国)に次ぐ世界ランキング2位でニューイヤーを迎えた。昨年10月の「ZOZOチャンピオンシップ」以降、マスターズ5位を含むトップ10入りが10度と上位争いをするも、なかなか勝ち星に恵まれなかった。
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