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メダル獲得ならずもインド大熱狂 「子供たちの成長に」世界200位の大活躍が母国に残したもの | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 N・コルダ -17 2 稲見萌寧 -16 3 L・コ -16 4 A・アショク -15 5 H・グリーン -13 E・ペダーセン -13 7 S・メドウ -12 8 フォン・シャンシャン -11 9 笹生優花 -10 キム・セヨン -10 順位の続きを見る

この活躍が新たなゴルファーを育てる

この活躍が新たなゴルファーを育てる(撮影:福田文平)

東京五輪ゴルフ競技(女子) 最終日◇7日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇6648ヤード・パー71>

リオ五輪で母国インドを沸かせた18歳は、23歳となって出場した東京五輪でもさらに故郷を熱狂の渦に巻き込んだ。2位タイからメダルを目指したアディティ・アショクは上位争いを演じるもあと一歩届かず、4位で4日間の激闘を終えた。

銀メダルを手に満面の笑みを見せる稲見萌寧【大会フォト】

メダルに手はかかっていた。いや、金も見えていた。首位を走っていたネリー・コルダ(米国)が7番でダブルボギーを叩いた影響で首位タイに浮上した。その後も持ち味の安定したプレーで着実にスコアを伸ばしていく。

だが、終盤に周りが伸ばす中でバーディを奪えない。ティが前に出て飛ぶ選手なら1オンも狙えるチャンスホールとなった17番。ティショットを右に曲げたところで雷雲接近で中断すると、再開直後のアプローチを寄せられずパー。バーディを奪えば銀メダルをかけたプレーオフに望みをつなげられた18番でもチャンスにつけられず万事休す。「きょうはドライバーがよくなくてスコアを作るのが難しかった」と1打届かず表彰台は、次回以降にお預けとなった。

日本とインドの時差は3時間30分。最終組とはいえ8時台にスタートする母国のスターを、朝3時から多くのインド人が見守ったという。「集中力は大丈夫だったわ。通常のトーナメントと違ってトップ3に入る必要があった。特に最後のほうはパットを決めるように最善は尽くしたけど…」。期待に最大限応えることはできなかった。

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