「1割飛んでない…思った球筋も打てない」 畑岡奈紗はティショットに再び苦しみ伸ばしあぐね | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
畑岡奈紗はきょうもショットに乱れ スコアメークに苦戦した(撮影:福田文平)
<東京五輪ゴルフ競技(女子) 2日目◇5日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇6648ヤード・パー71>
同組で回った世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)が気持ちよくスコアを伸ばし独走態勢を築くなか、日本代表の畑岡奈紗も「68」をマークし、トータル4アンダー・11位に順位を上げた。しかし、「きょうはパー4でもティが前に出ているところがあったり、チャンスホールがたくさんあった。そのなかで、3つで終わったのは残念です」と、評価については辛口だった。
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5番パー5でボギーを叩き1つ落としたが、7番パー3で13メートルのバーディパットをねじ込み取り戻した。すると8番パー5、9番パー4もそれぞれ、3メートル、1.5メートルのチャンスを決めて3連続バーディで折り返した。前日と打って変わって伸ばしあいの展開。そのなかで畑岡にもさらなるチャージの期待がかかった。
しかし、後半になると昨日も訴えていた荒れたショットが顔を出す。パー3を除くフェアウェイヒット数は、前半の6回に対して後半は3回。必然的にグリーンを狙うショットの難易度もあがり、乗せるのが精いっぱいという状況も。「ティショットが左右にぶれてチャンスも少なかった。近くについても難しいラインが残って決めきれない。つく場所がシンプルではなかったし、スピードにも気をつかわないといけなかった」と、バーディも遠ざかった。
ショットについては、初日も修正しながらのラウンドが続いていた。「素振りの感覚はよくなっている」と改善は見られるものの、やはりボールを前にすると、余計な力が入り「思ったところにあげることができていない。そこがいまいち気持ちよく振り切れていないところ」と、なかなかしっくりこない。
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