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五輪延期後日本で最も勝ったショットメーカー 渋野日向子を制した勢いに期待大【オリンピアンの素顔】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

2021年大ブレークの稲見萌寧 日本が誇るショットメーカーがメダルに挑む(撮影:福田文平)

東京五輪の女子ゴルフ競技が8月4日に開幕する。ゴルフは前回のリオ五輪で112年ぶりに復活。今回も各国から男女60名が4日間72ホールをプレーする。開幕を前に、代表選手たちのプロフィールをオリンピックゴルフランキング順におさらい。世界中から集まる代表選手が霞ヶ関をどう攻略するのかに注目だ。

稲見萌寧のアイアンスイングをコマ送りで【連続写真】

【稲見萌寧】(日本)
■年齢:1999年7月29日生まれ 22歳
■プロ転向:2018年
■主な戦績:日本ツアー7勝

日本が誇るショットメーカー。19年に叩き出したパーオン率78.2079%はツアー制施行後、歴代最高の数字だ。その正確性はひたすらに意識するインパクトゾーンの鍛錬のたまものである。

9歳でゴルフを始めるとめきめき上達。ナショナルチームにも選ばれたほか、プロのトーナメントでも9試合連続で予選通過を決めるなど活躍した。渋野日向子、原英莉花らが出場した2018年のプロテストで初受験初合格を決める。だが、その年のサードQTで通過ならず、翌年の出場権を逃してしまう。

だが、19年わずか7試合の出場でリランキング14位となり後半戦の出場権を獲得すると「センチュリー21レディス」で初優勝。さらにシーズンが統合となった20年に「スタンレーレディス」で優勝すると、21年は「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフ」を皮切りに5勝をマークした。東京五輪が延期となってから日本で最多となる6勝を挙げて、渋野、鈴木愛、古江彩佳らを一気にかわして日本代表の座をつかんだ。

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