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西郷真央、序盤『+3』からの立て直しもV届かず 「今まで以上に悔しい」  | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 申ジエ -15 2 全美貞 -10 濱田茉優 -10 渡邉彩香 -10 臼井麗香 -10 6 西郷真央 -9 サイ・ペイイン -9 原英莉花 -9 青木瀬令奈 -9 10 藤田さいき -8 順位の続きを見る

4日間を上位で戦い抜いた19歳 次なるチャンスを見据えて鍛錬を続ける

4日間を上位で戦い抜いた19歳 次なるチャンスを見据えて鍛錬を続ける(撮影:鈴木祥)

大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日◇25日◇滝のカントリークラブ(北海道)◇6578ヤード・パー72>

念願の初優勝には、またもや届かなかった。首位と2打差から出た最終日。出だしからボギー、ダブルボギーとスコアを落とし、トップの申ジエ(韓国)との差が開く。このまま下位に沈んでいくかに思われたが、「過去にとらわれず、先のことを考えすぎず。心が揺さぶられないように、目の前の集中すること」。そう言い聞かせ、気持ちが折れることはなかった。

最後のパーパットを外して天を仰ぐ西郷真央【大会フォト】

4番パー5で7メートルに2オンすると、これを2パットで入れてバーディ。5番パー4も2打目で1.5メートルにピタリとつけて連続バーディを奪った。ジエが5、7番で2つ落として後退する中、8番でも取り返して一時はスタート時の2打差にスコアを戻した。

優勝争いへ気持ちは奮い立っていたが、勝利の女神が微笑むことはなかった。後半は惜しいパットが続き、抑えられない悔しさが表情にも表れる。「後半にバーディが来ず、ダラダラといい流れに持っていけなかった」と16番までパーが続き、再びジエに水をあけられた。17、18番と連続ボギーを叩いてトータル9アンダー・6位タイ。結局、優勝したジエとは6打差がついていた。

元世界1位との優勝争いで感じたのは、圧倒的な強さよりも自らの不甲斐なさ。「スコアが届かなかったのは自分の問題。気持ちの問題ではなく、技術がまだまだだとすごく感じました。今まで以上に、すごく悔しい気持ちが強いです」と声を震わせる。

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