• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「やっと五輪が始まるな」松山英樹が初の練習ラウンドで汗 丸山茂樹HCもエースを“視察” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

「やっと五輪が始まるな」松山英樹が初の練習ラウンドで汗 丸山茂樹HCもエースを“視察” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

入念にコースの感触を確かめる松山英樹(右)にコーチ陣も熱い視線を送った(撮影:福田文平)

東京五輪ゴルフ競技 事前情報◇25日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇男子=7447ヤード・パー71、女子=6648ヤード・パー71>

コースでの練習解禁2日目となった25日、松山英樹がアウト9ホールの練習ラウンドを行った。前日は練習のみで調整を進めたが、いよいよコースの感触を確認。また丸山茂樹ヘッドコーチ(HC)も、このラウンドに同行し、日本のエースの状態をチェックした。

「JAPANタオル」で直射日光を防ぐ松山英樹【写真】

連日の炎天下のなか、1プレー1プレーをしっかり確かめるよう歩みを進めた松山。「今の調子はだいぶよくなっている。すごく楽しみ」とIGF(国際ゴルフ連盟)を通じてコメントも発表したが、ここから母国での五輪開幕までにさらに状態を上げていく。「今は“やっとオリンピックが始まるな”という感じ。気が引き締まる思いですし、いい試合ができると思っています」。ほどよい緊張感のなか過ごせている様子も伝わる。

今月頭には新型コロナウイルスに感染。11日の自主隔離期間を経て練習を再開し、この五輪が復帰後初戦となる。「アメリカでコロナになって以降はあまり練習ができていなかったけど、日本に帰ってきてからは少しできているので楽しみ」。前日も4時間近く練習で汗を流し、クラブの調整も入念に行う姿が見られたが、さらに本番ムードも高まっていきそうだ。

そんななか行ったラウンドでは、丸山HCと話し合うシーンを頻繁に見ることができた。「ラウンド中に情報収集をして、(松山から)何か聞かれれば自分なりの解決方法を提示しようと思う」と、コーチは目をこらし、そのプレーをチェックした。

関連記事