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いまだ語り継がれる第128回全英オープン最終日、今年の大どんでん返しはあるのか? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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Pos 選手名 Sco 1 C・モリカワ -15 2 J・スピース -13 3 L・ウーストハウゼン -11 J・ラーム -11 5 D・フリッテリ -9 6 M・ヒューズ -8 B・ケプカ -8 8 S・シェフラー -7 D・バーガー -7 D・ジョンソン -7 順位の続きを見る

22年前、カーヌスティで起こった悲劇 今年はセントジョージズでドラマが生まれるか

22年前、カーヌスティで起こった悲劇 今年はセントジョージズでドラマが生まれるか(撮影:GettyImages)

全英オープン 最終日◇18日◇ロイヤル・セントジョージズGC(イングランド)◇7211ヤード・パー70>

遡ること22年前のこと。第128回全英オープンゴルフ選手権(1999年)は、全英オープンのみならずゴルフ界の語り草となった“悲劇”の大会だった。

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フランス人のジャン・バンデベルデは、1907年のアルノー・マッシー以来となる全英制覇で母国にクラレットジャグを持ち帰りたいと考えていた。

深いラフと雨風厳しい悪天候のなか、71ホールまで最も耐え忍んでいたのがバンデベルデだった。最終日、最終ホールのスタート時点で2位に3打差をつけていて、ダブルボギーでも勝利。開催コースであるカーヌスティの現場にいた人、さらにテレビ観戦する世界中のゴルフファンのほとんどが、バンデベルデの優勝を信じて疑わなかった。しかし、ここから「まさか…」が起こったのだ。

1打目でドライバーを右に曲げたが、着地点でのライは悪くなかった。運命のセカンドショット。右側へ飛んだボールはグランドスタンドに当たって跳ね返り、出すだけでも困難なラフに入りこんだ。一気に会場は異様な空気に包み込まれた。

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