世界ランク4位はトップクラスの爆発力 韓国3本目の矢は最少ストローク保持者【オリンピアンの素顔】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ノリだしたら止まらない!世界ランク4位はトップクラスの爆発力(撮影:GettyImages)
東京五輪のゴルフ競技が7月29日に開幕する。ゴルフは前回のリオ五輪で112年ぶりに復活。今回も各国から男女60名が4日間72ホールをプレーする。開幕を前に、代表選手たちのプロフィールをオリンピックゴルフランキング順におさらい。世界中から集まる代表選手が霞ヶ関をどう攻略するのかに注目だ。
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【キム・セヨン】(韓国)
■年齢:1993年1月21日生まれ 28歳
■身長:163センチ
■プロ転向:2010年
■主な戦績:米ツアー12勝、メジャー1勝
世界ランキング4位ながら、韓国勢3番手での選出と同国の層の厚さを感じさせるキム・セヨンは、韓国が誇る飛ばし屋。163センチとそこまで体は大きくないが、テコンドーで作られた身体を武器にべた足スイングのアッパー軌道で高打ち出し、超低スピンを生み出し効率よく距離を稼いでいる。
プロとしてのキャリアは18歳のときに、韓国ツアーでスタート。3年目のシーズンにはツアー初優勝を挙げるなど躍進を遂げ、ジャン・ハナに次ぐ賞金ランク2位に入った。翌年も2勝。そして2年連続韓国ツアーナンバーワン飛ばし屋の名を手土産に米ツアーに打って出ると、いきなりシーズン3勝を挙げて大ブレイクした。その後も順調に勝利を重ね、20年の「全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初優勝。また、前回のリオ五輪にも出場しており、経験も豊富だ。
持ち味は何と言っても爆発力。2016年の「JTBCファウンダーズカップ」で72ホール最少ストロークのツアー記録タイとなるトータル27アンダーで優勝すると、18年には「ソーンベリークリークLPGAクラシック」でその記録を上回るトータル31アンダーで優勝。一度波に乗ったら手をつけられない強さを持っている。
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