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新進気鋭のレフティ! “カナリアの王子”ガリック・ヒーゴ【オリンピアンの素顔】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

すい星のごとく現れた南アのホープ ガリック・ヒーゴに注目だ(撮影:GettyImages)

東京五輪のゴルフ競技が7月29日に開幕。ゴルフは前回のリオ五輪で112年ぶりに復活。今回も各国から男女60名が4日間72ホールをプレーする。開幕を前に、代表選手たちのプロフィールをおさらい。世界中から集まる代表選手が霞ヶ関をどう攻略するのかに注目だ。

ガリック・ヒーゴ】(南アフリカ)
■生年月日:1999年5月12日生まれ 22歳
■身長・体重:183センチ・84キロ
■プロ転向:2019年
■主な戦績:欧州ツアー3勝、米ツアー1勝

飛ぶ鳥を落とす勢いで出世街道をまい進しているのが、このガリック・ヒーゴだ。南アフリカのヨハネスブルグ出身。2017年から2年間をゴルフ名門校ネバダ大学ラスベガス校で過ごすと、プロ転向した19年には母国ツアーで早々に勝利。翌年には欧州ツアー「ポルトガルオープン」で出場7試合目でのスピード優勝を飾っている。

21年にはスペイン領のカナリア諸島3連戦のうち、「グラン・カナリア・オープン」、「カナリア諸島選手権」で勝利。現地のゴルフファンを魅了した若き才能は、6月に入って米国の地に赴くと、新規大会「パルメトー選手権」で米ツアー初優勝をつかんだ。

9歳のときに交通事故で父親を亡くしたが、母国の英雄ゲーリー・プレーヤーから「私もキミと同じぐらいの年齢で母親を失ったんだ」と激励の手紙を受け取った。以後もことあるごとにプレーヤーはヒーゴのことを気にかけており、それが22歳の大きな支えとなっている。

プレー面では300ヤードを優に超える飛距離が持ち味。あどけないベビーフェイスから繰り出すビッグドライブで、“カナリアの王子”が日本のファンのハートもつかむ。

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