• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「何度も競技委員を呼んで申し訳なかった」 江澤亜弥が“収拾つかないドライバー”を整え2位発進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

「何度も競技委員を呼んで申し訳なかった」 江澤亜弥が“収拾つかないドライバー”を整え2位発進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 堀琴音 -5 2 有村智恵 -4 若林舞衣子 -4 前田陽子 -4 金田久美子 -4 江澤亜弥 -4 篠原まりあ -4 植竹希望 -4 高橋彩華 -4 西村優菜 -4 順位の続きを見る

江澤亜弥が北の大地で好発進

江澤亜弥が北の大地で好発進(撮影:佐々木啓)

ニッポンハムレディスクラシック 初日◇8日◇桂ゴルフ倶楽部(北海道)◇6763ヤード・パー72>

2週前の「アース・モンダミンカップ」で、自身3年ぶりとなるレギュラーツアーでの予選通過を果たした27歳の江澤亜弥が、4アンダーをマーク。北海道で首位と1打差の2位タイ発進を決めた。

6年目の江澤亜弥の私服姿

2019年シーズンは、レギュラーツアー4試合に出場し予選通過はなし。7試合に出場した下部のステップ・アップ・ツアーでも、賞金を手にしたのはわずか1試合、獲得賞金7万4000円という“どん底”状態にいた。その原因は「まっすぐ飛ばない」というドライバー。その時のことを江澤は、「常に林やラフに飛んで収拾がつかなかった。右へのドプッシュが出て、それを嫌がると今度はチーピン。何度も競技委員を呼んで申し訳ないと思いながらプレーしていました」と振り返る。

そこから脱するため、同い年で親友の大西葵に相談。「(大西の状態が)よくなって、シードも獲った。その時コーチがいなくてどうしようかと相談して、紹介してもらいました」と、大西と同じプロコーチの石井忍氏の指導を昨年1月から受け始めた。そこでダウンスイング時に体と腕の距離が近く、クラブが下りてくる時の捻転差が少ないなどの指摘を受け、改善に取り組んできた。

「基本的に言われることは同じ。どこかを直せばよくなる」と反復練習の日々。徐々に理解度も深まり、「今年になってから感覚をつかんできました」と結果にもあらわれてきたのが現在だ。21年のステップは、2日間大会の「ラシンク・ニンジニア/RKB レディース」も含め、6試合すべてで最終日までプレーしている。そして「レギュラーで高額大会。頑張ろうと思った」という賞金総額3億円のアース・モンダミンも57位と“完走”し、94万5000円を手にした。

関連記事