コース上の青木瀬令奈から感じた“変化” 16番パー3に「勝負所」を見た【辻にぃ見聞】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 青木瀬令奈 -17 2 稲見萌寧 -16 西郷真央 -16 山下美夢有 -16 5 小祝さくら -15 6 吉本ひかる -14 7 古江彩佳 -13 高橋彩華 -13 9 西村優菜 -12 岡山絵里 -12 順位の続きを見る
大西翔太コーチ(右)とともに二人三脚 青木瀬令奈の勝因は?(撮影:村上航)
青木瀬令奈が4年ぶりの勝利を挙げた先週の「宮里藍 サントリーレディスオープン」。今季6勝で、現在“最強”ともうたわれる稲見萌寧との4打差を逆転しての優勝は見事だった。今季なかなか調子が上がらなかった28歳の優勝劇を、上田桃子らのコーチを務める辻村明志氏はどう見たのか?
■“覇気のないスイング”を乗り越えて
「スイング的なことよりも、もう少し気持ちが乗ってこないと…。どうしたらいいですかね?」
今年の春先、辻村氏は青木のコーチを務める大西翔太氏から、こんな“相談”をされたことがあったという。2015年に初シードを獲得して以降、その座を守り続け、17年には優勝も挙げている青木だが、今季は極度の不振に陥っていた。この試合前までの賞金ランキングは1436万8975円で63位で“シード圏外”となかなか結果が出ない。そして辻村氏も、コース上の青木から以前とは違うこんな変化を感じとっていた。
「青木さんは、気持ちがノッテくるとポンポンとバーディを獲って、ビッグスコアも出すタイプ。プレーにリズム感も出てくる。でも最近は、そんな姿が見られなかった。中京(中京テレビ・ブリヂストンレディス)で4位に入る前は、スイングにも覇気が感じられませんでしたし、あまり気持ちが上を向いていなかったのではないでしょうか」
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