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LPGAツアー、新コミッショナーはプリンストン大のモリー・マーコックス・サマン女史に | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

コミッショナー就任が決まったモリー・マーコックス・サマン女史(撮影:GettyImages)

米LPGAツアーは25日、今年中に退任を発表している現コミッショナーのマイク・ワン氏に変わる新コミッショナーに、モリー・マーコックス・サマン女史を選出。第9代コミッショナーは二人目の女性で、理事会の満場一致で選出された。

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名門プリンストン大学(米ニュージャージー州)でアスリートディレクターを務めるマーコックス・サマン女史は、幼少の頃からサッカーやアイスホッケーなど複数のスポーツで活躍。ゴルフはLPGAツアーを見て影響を受け、長兄がゴルフをしていたこともあり11歳から夏のあいだはニューマンゴルフコース(ニューヨーク州)でプレー。14歳で市のチャンピオンシップで2位に入り、ノースフォークCC(ニューヨーク州)で5度のクラブチャンピオンに輝いた。

プリンストン大学在学中にはアイスホッケーでアイビーリーグのファーストチームに4年間入り活躍。スポーツウーマン・オブ・ザ・イヤーも獲得した。

卒業後はローレンスビルスクール(米ニュージャージー州)で女子サッカーチームのアシスタントディレクターを務め、その後1995年から19年間、ニューヨークとコネチカット州でスポーツクラブを擁するチェルシーピアの開場から携わり、最終的にはチェルシーピアグループのエグゼクティブ・バイスプレジデントに就任。同クラブからは多くのプロスポーツ選手、オリンピック選手や、大学のスポーツコーチなど数多くのスポーツ関連の人材を輩出。また、チェルシーピア・スカラシップではスポーツで活躍する子供たちのために奨学金制度も創設した。

昨年は新型コロナウィルス感染拡大、全米各地で起きた人種差別問題にもリーダーシップを発揮。人望の厚さと落ち着いた行動力は大きく評価されている。

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