鈴木愛のドライバー不調はコロナ禍が原因だった! ツアー担当がキャディをしたら見事解決 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 高橋彩華 -9 2 上田桃子 -8 鈴木愛 -8 臼井麗香 -8 西郷真央 -8 6 笠りつ子 -6 金田久美子 -6 岡山絵里 -6 ユン・チェヨン -6 大里桃子 -6 順位の続きを見る
苦悩の鈴木愛を救ったのは、頼れるツアーレップ・浦山康雄氏(左)だった(写真はフジサンケイレディス)(撮影:ALBA)
<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 2日目◇7日◇茨城GC東C(茨城県)◇6630ヤード・パー72>
鈴木愛は昨年、5年ぶりに優勝なしの一年を過ごした。「JLPGAツアーチャンピオンシップ」では2020年を振り返り、「ひと言でいうとつまんかったし、おもしろくもないし、何ひとつうまくいかなかったから、早く終わってくれて良かった。途中ゴルフをやりたくないと思っていた」とまで語っていた。そんな女王が久しぶりに2位タイの上位で週末を迎える。
今年に入ってもなかなか調子が上がらなかった鈴木。転機が訪れたのは、2週間前の「フジサンケイレディス」だった。頼んでいたキャディの体調が悪くなり、急きょ、鈴木のクラブを長年担当しているピンの浦山康雄氏が、鈴木のバッグを担ぐことになった。
ドライバーで左へのミスが目立っていた鈴木。それを見た浦山氏は「鈴木プロの持ち球はドローで、右に打ち出してから左に戻ってくる。そのときはフックの度合いが強くて左にミスしていた。もともと右プッシュは出るけど、左へのミスは出るタイプではない」と鈴木の変化に気づいた。
このエピソードで『何をいまさら』と思うかもしれないが、昨年からのコロナ対策で、浦山氏をはじめとするツアーレップはコースの練習場には入れるものの、練習ラウンドや試合の様子を直接見ることができない。ところが、鈴木のバッグを担いだことで「実際に見たのと、話で聞いていたのとは違う」と浦山氏は感じたのだ。試合で鈴木に起こっていることがようやく理解できた。
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