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先週“悪夢の2ホール”で思い出した勝負所 原英莉花が史上2人目のメジャー3連勝に挑む | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

偉業達成へ原英莉花が挑む(撮影:鈴木祥)

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇5日◇茨城GC東C(茨城県)◇6630ヤード・パー72>

昨年の「日本女子オープン」、「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に続くメジャー3連勝を狙う原英莉花が、先週の優勝争いで改めて感じた“教訓”をここ茨城GCで生かす。

真っ黒な原英莉花も新鮮【LIVEフォト】

稲見萌寧、高木優奈との練習ラウンドを終えた原は、公式会見の席で「パナソニックオープンレディース」での苦い思い出を振り返った。「久しぶりにフラッシュバックが起きるようなミスをしてしまって、そこはすごく悔しい。あの風のなかで“伸ばしたい”という気持ちを持ってしまった。久々の優勝争いで、勝負所を間違えましたね」。

ここで思い返したのが、最終日の12番パー5、そして13番パー3だった。まず12番でボギーを叩いたが、この時は「自分が単独首位と知らなかった」ことで、“チグハグ”なプレーになったことを悔やむ。セカンドショットを5番ウッドで打ち、結果ラフに入れてしまうのだが、「バンカーが嫌だったんですけど、刻むならもっと刻む。狙うならバンカーでもいいと思わないと」と中途半端な攻めをしたうえに、3パットを喫しスコアを落とした。

さらに2日目にホールインワンを達成した13番では、2オン4パットのトリプルボギー。この2つのホールで一気に4ストローク落とし、結果的に優勝を逃すことになった。「もっとシンプルにできたら勝てていたと思います。優勝争いはバックナインではなくて、ラスト5ホールからだと思っているのに、久しぶりで焦って早まりましたね」。この気持ちはなかなか消えない。

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