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ケガも回復傾向「気にせずに振れるようになった」 安田祐香が答えた“初優勝”への意識は? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

安田祐香はケガも癒えて元気に出場(撮影:佐々木啓)

パナソニックオープンレディース 事前情報◇29日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6638ヤード・パー72>

左上腕部の故障から3試合ぶりの復帰を果たした先週の「フジサンケイレディス」で8位タイ。「自分が思う以上にいいプレーができた」とプロ転向後初となるトップ10入りを果たした安田祐香が、ここ浜野ゴルフクラブで今度は“完全復活”を印象づける。

安田祐香がうどんをすする

「練習中にいきなり肉離れみたいな痛さが出た」というケガも、「気にせずに振れるようになりました」と回復傾向をみせている。現在も地元での診察や、ストレッチは続けているが、問題なく試合に出られることに安どの表情を浮かべる。クラブを握ることもままならない状態で不安もあったが、「こういう状況なので楽しくやろう」と肩の力を抜けたことも好成績の要因になった。

特にいい手応えを感じさせるのがティショット。先週もブレが少なく、気持ちよく振れていたことが、それ以降のプレーへとつながった。セカンド地点に効果的にバンカーが配置されている今週も、「引き続きフェアウェイキープ率を高くできるよう頑張りたい」と、まずはそこに意識を集中する。

今季出場15試合目にして初のトップ10入りを果たしたが、やはり期待されるのは初優勝だ。だが「すごく調子が良いわけではないので徐々に自分の調子を上げたい」と、本人に焦りはない。「チャンスのある試合でしっかりものできるようにしていきたいと思っています。優勝は狙っていますが、今は目の前の目標をクリアしていきたい」。このまま順調に上昇カーブを描きたい。(文・間宮輝憲)

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