石川遼が2ボールパターを投入!? 「エースで問題ないけど、より良いものがあれば」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
練習グリーンでは、キャロウェイのツアーレップを交えてパターの調整を行った(撮影:岩本芳弘)
<中日クラウンズ 事前情報◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>
練習グリーンで石川遼の手元を見てみると、いつもと違う大型マレットのパターが握られている。ヘッド上面に2つの白い丸が描かれている[多くの勝利を積み重ねてきた石川遼のエースパター【写真】]()
21年初戦の「東建ホームメイトカップ」初日は、L字型のエースパター『ODYSSEY PROTYPE ix #9HT プロトタイプ』を使っていた石川だったが、34パットとタッチが合わずに「74」と出遅れた。2日目には「ボールが前に転がってくれる」とブレード型のセンターシャフト『ODYSSEY TOULON SAN DIEGO プロトタイプ』を投入するも予選落ち。次戦の「関西オープン」では、初日から3日目まではブレード型のセンターシャフト、最終日はエースのL字に戻していた。
石川が練習で使っていた2ボールパターは『ODYSSEY 2-ball Ten』。ヘッドの直進性を示す慣性モーメントは、初代2ボールパター『WHITE HOT 2-Ball』よりも30%以上も高い。操作性の高いエースのL字型パターとは真逆の性能といってもいい。
このパターについて石川本人に聞くと、「最近新しく出ているパターは重心が深くて低くてやさしいといわれている設計。どうしてもエースに戻っちゃうんだけど、もっといいパターがあるなら探してみるのもありかなと思っている。エースで問題ないけど、より良いものがあれば」と、あくまでも試している段階で、今週の試合での投入はなさそうだ。
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