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驚異の20パット! 石坂友宏は6アンダー首位スタートも不満 「正直もっといけた」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

石坂友宏は不満の内容も好スコアをマーク(撮影:米山聡明)

<関西オープンゴルフ選手権競技 初日◇22日◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103ヤード・パー71>

昨年の「ダンロップフェニックス」で金谷拓実にプレーオフで敗れて2位となった石坂友宏が、初日に1イーグル・7バーディ・3ボギーの「65」をマークして、池村寛世と並んで首位タイの好スタートを切った。18ホールで驚異の20パットというプレーにも本人は満足せず、初日のラウンド後は「正直もっといけたかなというのはある」と振り返る。

石坂友宏の21年最新クラブセッティング

好スコアなのに石坂の顔が暗いのは、パーオン率が低いことがある。この日はティショットが安定して、フェアウェイキープ率71.34%(全体25位)だったにも関わらず、パーオン率は44.44%(130位)と低かった。「今年の自分の課題はパーオン率をいかに上げるか。それも15メートルについてのパーオンではなく、長くても10メートルくらいのパーオンでピンに絡めていきたい。きょうは半分もしてない」。トップスタートとは思えないテンションで石坂は話す。

パーオン率が低かったのはマネジメントの問題。「2番はいい位置からピンが右だったんですけど、130ヤードくらいをピッチングウェッジでカットに打って右のバンカーに入れてボギー。最後の18番もちょっとカットに打とうと思ったら引っかけてボギーになってしまった」と反省する。アイアンのコントロールショットは苦手ではないが、「(グリーンの)真ん中に落として2パットでもいいと考えられたら違ったのかな」と振り返る。

それでもスコアが出たのは「アプローチ、パターにすくわれた」から。3番では残り15ヤードからチップイン・バーディ、10番では残り20ヤードからチップイン・イーグル、13番でもチップイン・バーディと、1日に3度もチップインを記録した。20パットという驚異のラウンドにも本人の興奮は少なめ。

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