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いちばん近くで松山英樹の優勝を見届けたシャウフェレ「まるでロボット、勝者に値するプレー」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 松山英樹 -10 2 W・ザラトリス -9 3 X・シャウフェレ -7 J・スピース -7 5 M・リーシュマン -6 J・ラーム -6 7 J・ローズ -5 8 C・コナーズ -4 P・リード -4 10 T・フィナウ -3 順位の続きを見る

2日間をともにした松山英樹(右)とザンダー・シャウフェレ 最後は健闘を称えあった

2日間をともにした松山英樹(右)とザンダー・シャウフェレ 最後は健闘を称えあった(撮影:GettyImages)

<マスターズ 最終日◇11日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7475ヤード・パー72>

決勝ラウンドの2日間をともにしたザンダー・シャウフェレ(米国)は、追い上げむなしく16番でトリプルボギーを叩き、一時は2打差まで迫った松山英樹の背中を捉えることはできなかった。トータル7アンダーの3位タイ。初メジャータイトルを逃し、大会を終えた。

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序盤で苦戦しながらも、12番から4連続バーディとしたシャウフェレ。15番終了時点で、同ホールで池に打ち込みボギーとした松山に2打差と迫った。残り3ホール。16番のパー3は賭けに出た。グリーン左サイドには池があり、左のピン位置と池のあいだにはバンカー。「16番でヒデキにプレッシャーを与えたかったけど、勝利を捧げてしまった」。果敢にピンを攻めたが無情にも池につかまり万事休した。

松山も後半スコアを落としたが、ピンチから持ち直した。最後まで松山らしく戦った。そんな松山の36ホールを見続けたシャウフェレ。「ヒデキはすごい選手。彼は勝者に値するプレーをした。まるでロボットのようだ」と、正確なショット力や精神力を賞賛した。

「このオーガスタで勝つことは本当に難しい。16番のミスは自分の記憶の中にとどめておく」。松山の優勝をいちばん近くで見届けたシャウフェレ。この悔しさは、きっと次につながる。

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