短所がない、という強み 西村優菜は自分の後継者?【申ジエに聞く】(No.169505) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
背丈が同じくらいの2人 共通点は?(撮影:村上航)
世界で50勝以上挙げ、海外メジャーは2勝。米韓で賞金女王に輝き、世界ランキング1位となったこともある申ジエ(韓国)。2020年もわずか8試合の出場で2勝を挙げるなど今なおバリバリの実力者だが、その一方で、日本ツアーを愛し、常々「若手の壁になりたい。後輩達に多様な技術を見せるのも私の役目」と話すツアー全体の発展を願う選手でもある。そんなジエに、日本が誇る若手選手たちをどう思うか聞いてみた。
今回は、昨年の「樋口久子 三菱電機レディス」で初優勝を挙げた西村優菜。昨年末には海外メジャー「全米女子オープン」に出場するなど、着実にステップアップしているプラチナ世代の一角に対して、どう感じているのか。
西村について思い出すのは、三菱電機レディスで最終組を一緒に回ったこと、そしてまさに自分の目の前で6打差を逆転した姿。「優勝しかない、優勝するのが当たり前というプレーを見せてくれました。すごくインパクトがあります」。圧倒的なプレーのなかで感じたのは、静けさとなかなか他の選手にはない強さだった。
「彼女の全体的なプレーを見た時に、物静かでした。たぶん性格もおとなしめだと思います。そこは彼女の長所としても挙げられます。何よりも“これという短所”がない。その強みが、将来的に活躍するうえでかなり武器になると思っています」
これという短所がない。まさにジエといったところだが、何を隠そう西村は目標とする選手としてジエを挙げている。そこで「何かシンパシーを感じる部分は?」と聞いてみると、「身長でしょうか?(笑)」と冗談を交えつつ話してくれた。
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