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難関突破もサポート! トップキャディ6人が“プロの卵たち”に送った金言とは? (No.167360) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

優勝した今綾奈(右)と佐藤あいりキャディ 実戦のなかで多くのアドバイスがおくられた(撮影:福田文平)

26日、茨城県の静ヒルズカントリークラブで「カーセブンプレゼンツ 女子プロテスト練習ラウンド with プロキャディ」が行われた。これは今年のプロテスト合格を目指す12人の女子ゴルファーが、ツアーで活躍するキャディのアドバイスを受けながら優勝賞金20万円獲得を目指して競うイベント。6月に行われる最終テストの会場を使用し、実戦のなかで状況に応じた考え方やコースマネジメントを学ぶことなどを目的に開催された。

参加した選手12人とキャディ6人はこちら

キャディは、勝みなみらのバッグを担ぐ小岸秀行氏や、堀川未来夢らにつく清水重憲氏、上田桃子に帯同する新岡隆三郎氏ら、ツアーの実力者を日ごろから支える6人が参加。まず朝には、実際のトッププロの話も織り交ぜながら、ラウンドに臨む前の心構えや、戦略の練り方などを“座学”でレクチャーした。その後、キャディ1人と選手2人+アマチュア2人というメンバー構成の全6組がコースに飛び出した。

「72」で回り、カウントバックの結果、優勝を手にした22歳の今綾奈は、「今の課題がまさにコースマネジメントだったので、すごく勉強になる1日でした。さまざまな場面での対処法などを学べただけでも収穫があったのに、そのうえ優勝までできてうれしいです」と笑顔。その組についた佐藤あいりキャディは、「自分に“優しくする”という考え方を伝えました。ミスをしてもリセットして、その後パーを重ねてチャンスを待ってほしい」など、今後ツアーで戦う際の心構えなどを18ホールで伝えた。

主催したカーセブンの井上貴之社長は、このイベントの意義について「テスト合格に向け真剣に打ち込んでいる選手に場所と機会を提供したかった。(優勝者のみが賞金を手にできる理由は)『トップをとらないと』というプレッシャーがかからないとテスト本番に生きてこない。きょうを今後のゴルフ人生の転換期にしてもらいたい」と話した。

表彰式では、選手からの質問にキャディが答える質疑応答の時間も設けられるなど、終始和やかなムードのままイベントは終了。かつてイ・ボミ(韓国)の賞金女王戴冠などを支えた清水キャディは、「当たり前のことを、当たり前にできればテストも受かるし、その後のツアーでも優勝争いができると思う。みなさんにはその可能性があるので頑張ってください」とエールをおくった。

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