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全米惜敗の渋野日向子に大きな期待【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】(No.164315) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

渋野日向子はメジャー惜敗も、ポテンシャルの高さを改めて示した(撮影:GettyImages)

渋野日向子に大きな可能性を感じた「全米女子オープン」が終わった。

キレッキレ! 渋野日向子の2020年ドライバースイング【連続写真】

単独首位で最終日を迎えながら、惜しくも逆転負けを喫した渋野だが、逆にその可能性がさらに広がっていくのを感じた。

メジャー初出場。全くの無名で優勝し“スマイリング・シンデレラ”と言われた2019年「全英AIG女子オープン」とは全く違い、今回は、重圧との戦いがハンパではなかったはずだ。「ずっと緊張していました」と本人も言っているように、メジャー2勝目への期待は、自他ともに大きい。例年のようにシーズン半ばの開催ではなく、12月と言う異例の時期の大会開催は無観客。2019年に一気にブレイクした時は、“ギャラリーさん”を味方につけて実力以上の力を発揮するタイプの渋野には、静けさは重圧を大きくすることはあっても、軽減することはなかったのではないか。

さらに、最終ラウンドは悪天候で月曜日にズレこみ、コンディションはよりタフになった。2日目を終えてトータル7アンダーという好スコアを出した渋野自身が招いたと言ってもいい決勝ラウンドのタフなセッティングに加えて、泥が付いたボールは、予測できない場所に飛んでいく。渋野に限ったことではないが、グリーン上も含めて、四苦八苦する選手の姿が目立つ最終日だった。

そんな中、上がり3ホール連続バーディで優勝したキム・イェリム(韓国)は圧巻だった。渋野は、最終18番こそバーディで締めたが残念ながら4位に終わった。

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