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「WGC-HSBCチャンピオンズ」は中止 PGAツアーが正式発表(No.156050) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

2016年には松山英樹が優勝 中国開催のWGCが中止に(撮影:GettyImages)

世界選手権シリーズの「WGC-HSBCチャンピオンズ」が正式に中止となった。韓国開催の「CJカップ」、日本で開催予定だった「ZOZOチャンピオンシップ」はともに米国内での開催が発表されたばかりだが、HSBC-は中国政府が年内は国際スポーツ大会を中国内で開催しないと決定していたことから、開催地は変更せずに今年は中止を選択した。

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大会は10月29日〜11月1日に上海郊外で開催される予定だった。今年に中止となったPGAツアーはこれで12試合目。

PGAツアー国際部門のバイスプレジデントを務めるタイ・ボトー氏は「全てのツアー、中国ゴルフ協会、地元団体らとWGC-HSBCチャンピオンズの開催の可能性を模索したが、最終的には2020年度大会を中止するという大変厳しい決断に至った」とコメント。

一方で、この世界選手権シリーズの裏試合「バミューダ選手権」は予定通り開催される。そこで浮上しているのがバミューダ選手権を裏試合から通常大会として格上げするかの問題。決定すればフェデックスカップポイントが300から500にアップ。さらに注目すべきは、優勝者が2020-21シーズンの「マスターズ」出場権を獲得するということだ。

実際に今年3月の世界選手権シリーズ「WGC-デル・テクノロジー・マッチプレー」は中止となり、その裏試合だった「コラレス・プンタカナリゾート&クラブ選手権」は、シーズンとしては翌季となったが、中止となった「ライダーカップ」と同週の9月24〜27日開催に延期となった。さらに通常大会として格上げが実施されているから、バミューダ選手権もそうなる可能性は大。マスターズ出場資格を得るチャンス、ツアーの決定に注目だ。(文・武川玲子=米国在住)

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