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横峯さくら、米LPGAツアー参戦以来【最高のパッティングスタッツ】を記録中。本人も意外だったその理由とは?

米国女子ツアー参戦以来、今季は最高のパッティングスタッツ!理由はまさかの足元に…(撮影:GettyImages)

ビュイック LPGA上海 最終日◇21日◇チージョン・ガーデンGC・中国(6729ヤード・パー72)>

米国女子ツアーのアジアシリーズ第2戦「ビュイック LPGA上海」、首位と1打差の3位タイから出たダニエル・カン(米国)が4バーディ・1ボギー「69」をマークして逆転。トータル13アンダーで今季初優勝、ツアー2勝目を飾った。

横峯さくらは「73」と1つ落とし、トータル2アンダー・26位タイで終えたが、改めて彼女の今季のスタッツを振り返ると、昨季よりも凄まじい伸びを記録している部分があった。それが、「Putting Avarage(平均パット)」だ。

昨季は「30.04」の104位だったが、今季はここまで「28.82」の3位となっている。平均パットの過去の日本人選手の上位データでは、これまで宮里藍が2010年に「28.67」で3位、2012年に「28.68」で4位に入っている。今季の横峯にはいったい何があったのだろうか。彼女のクラブ事情に詳しい筒康博は「去年との違いが2つある」と指摘する。

「[RS]()A#1』は替わっていません。去年と今年で大きく違うのは、キャディが夫の森川氏になったことでしょう。ライン読みの部分で、よく相談して意見を交わしながらやっているので、その部分がプラスになった可能性はあるでしょうね。

先日のスタンレーレディスでさくらちゃんに話を聞きましたが、パッティングのストロークが本当によくなっていて、本人は【シューズと中敷きを変えたら、足の感覚がよくなって意外にも狙ったライン上にしっかり転がせるようになった】と言っていて、本人も驚きの変化だったそう。

米国でのトレーニングによってフットワークを強化した結果、【つま先の柔軟性と五本指全てをグリップできるスパイクレスのニーズが生まれた】とのこと。直近の日本帰国時に、よりつま先部分に広さがあるものをダンロップのツアー担当の方が提案してくれて更に良くなったそうです」(筒康博)

なお、直近の使用モデルはアシックス『ゲルプレショット クラシック2』という、3E相当のスパイクレスタイプ。足元を見つめ直した結果、本人も意外なところ、しかも一番大事なパッティングに好影響が出たとは、シューズ選びもばかにならない!?

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