グラファイトデザインの2021年モデル、『TOUR AD HD』9月10日デビュー

グラファイトデザイン『TOUR AD HD』シリーズ(4万円+税、9月10日発売)

グラファイトデザインから新商品発売の連絡が届いた。

「2020年9月、プロゴルファーからも絶大な信頼を誇る『TOUR AD』ブランドから、2021年モデル『TOUR AD HD (ツアーエーディ エイチディ)』を発売いたします。価格は1本4万円+税となります。『TOUR AD HD』は、現在のウッドの主流となっている大型・高慣性モーメントのヘッド性能を最大限に活かす新しいシャフトです。

新素材カーボン『トレカ®M40X』を先端から中間部に、先端部には『トレカ®T1100G』を使用することで先端〜中間部の高剛性化を図り、安定した先端挙動でインパクト時のパワーロスを極限まで軽減。打点のばらつきを抑え、安定したスピン量を実現させます。手元部から先端部の剛性を細分化したファストテーパー設計を採用し、振りやすさを追求。スピード感があり振り遅れにくく、ボール初速をアップさせます」(同社広報)

別添画像のように、同社が公開するシャフトマッピングでは、【中弾道・フェード系】に位置する。『TP』と『DI』の間に位置しており、同社ツアー担当の高橋雅也氏が以前に明かしていたように、「HDは叩ける弾き系」との言葉通りの仕上がりになるようだ。

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また、剛性の比較表にもあるとおり、同社の既存ラインナップで最も似ているシャフトとしては『TP』が挙げられそう。2017年モデルの『TP』を使っているユーザーで慣性モーメントの大きなヘッドを好む人にはベストの選択肢となる可能性が高い。

スペックは、40g台の『HD-4』(R2、R1、S)からラインナップ。重量帯ごとのスペックは50g台の『HD-5』(R2、R1、S、X)が一番種類が多く揃えており、『HD-6』(SR、S、X)は3種類。その他、『HD-7』『HD-8』はSとXの2種類から選択が可能。

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