ミケルソン、大変身! スリムに、TENに、エピックフォージドに!

スリムに変身、道具も変身!(撮影:GettyImages)

PGAツアー第4戦「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープン」初日。激ヤセしてスリムに大変身しているフィル・ミケルソン(米国)が「65」の6アンダー、首位と2打差の3位タイ(現時点で)発進を決めている。

49歳のレジェンドは、変わり続ける。昨季はトレーニングでヘッドスピードを引き上げ、ドライバーの飛距離を取り戻した。直近では減量にも成功。そして、今大会では【[⇒「どっちがスパイダー?」 キャロウェイ契約プロが『スパイダー』そっくりの新作をテスト。その反応は?]()

また、現在「モーレツ初速、モーレツ飛距離」の触れ込みで日本でも大ヒット中のキャロウェイ『エピックフォージド』アイアンも長い番手に取り入れた。同アイアンも「フォージド」とあるが、中身は複雑な構造になった複合アイアンで、やさしさと飛距離が同時追求されている。

パーシモン時代&糸巻きバラタ&マッスルバック時代から、メタル、チタンを経て現代の複合アイアンまで、ミケルソンは道具の大激変時代を通り抜けてきた。途中、その急激な進化、変容していくクラブについていけずに消える選手もいる中、上手に乗りこなし、自分のパフォーマンスアップに転換してきた。現役のレジェンドには必要不可欠な能力だったと言えるだろうか。

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