『P790 UDI』だけじゃない!『ミルドグラインド』の新作プロトを投入した、タイガーとデイ
タイガー、デイが『ミルドグラインド』プロトタイプを投入!バックフェースが特徴的ですね…(撮影:佐々木啓)
<全英オープン 初日◇18日◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7344ヤード・パー71>
「全英オープン」初日が終了。地元Vが期待されるローリー・マキロイが「+8」と、よもやの150位スタートとなり、タイガー・ウッズも「+7」の144位発進となるなど、天候同様に波乱含みの幕開けとなった。同じ[ジョン・ラーム]()が3アンダーの3位タイとこちらは順調なスタートを切っている。
■松山英樹も『P790 UDI』を投入
既報のとおり、[⇒マキロイが手にするのは、NEW『P790 UDI』? 全英OP対策で投入か]()
例年「全英オープン」では主にティショットでアイアン型UTが求められることから、この新作の投入に驚きはない。が、もう一つのサプライズとして、直近の試合からPGAツアーに投入され、国内女子ツアーでもテストが開始された『ミルドグラインド』プロトタイプが大物選手のバッグに収まっていた。
■タイガー、デイが『ミルドグラインド』プロトタイプ投入
タイガー・ウッズは『ミルドグラインド』プロトタイプの56、60°をバッグイン。ジェイソン・デイも50、54、60°を入れた。デイは、新しいウェッジの方が少しローバンスでバンカーでプレーしやすいとのことで一気に3本を投入。また、デイは『スパイダーX』のホワイトヴァージョンのプロトタイプパターを入れるなど、大きな変更をして1アンダー(20位タイ)発進だった。
国内女子ツアーで撮影した『ミルドグラインド』プロトタイプウェッジの画像を見ると、そのバックフェースは分厚くなっており、下部には異素材が入って見える。そして同社担当者は「テクノロジー名など、詳しくは言えない」と言うものの、フェースのスコアラインの間に無数の細かなテキスチャーも確認でき、とにかくスピン性能と打感にこだわったプロトタイプのようだ。
タイガー、マキロイと新作を投入した二人は叩いてしまったが、まだ初日。明日の巻き返しに期待するほかない。
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