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“モーレツ”な飛びで打感◎、キャロウェイ『EPIC FORGED STAR』アイアン、『EPIC FLASH STAR』UT、8月30日デビュー

キャロウェイ『エピックフォージドスター』アイアン(左)、『エピックフラッシュスター』UT(右)

キャロウェイから新商品発売の連絡が届いた。「“モーレツ”な飛びの『EPIC FORGED STAR(エピックフォージドスター)』アイアン、『EPIC FLASH STAR(エピックフラッシュスター)』ユーティリティを8月30日に発売致します」(同社広報)

2つとも『EPIC』の名はつくものの、なぜか今年の新作『エピックフラッシュ』と付くのはUTの方だけ。まずは、アイアンの方から同社の説明を聞いてみよう。

■単なる飛び系にあらず。打感も“モーレツ”にイイ!

「EPICの名に相応しいニューモデル、『EPIC FORGED STAR』アイアンの最大のポイントは、さらに向上した飛距離性能にあります。タングステン・インナーウェイトの新しい搭載方法である、サスペンデッド・エナジー・コア・テクノロジーの採用により、重心位置を最適化。ストロングロフト、フェースカップとのコンビネーションで、圧倒的なボール初速、高打ち出し、適正なスピンを実現します。“飛び系アイアン”の想定の範囲をさらに超えた弾道で、多くのプレーヤーのゴルフを新たな次元へ──。『EPIC FLASH STAR』UTとともに、新しい“EPIC シリーズ”、堂々の完成です」(同)

サスペンデッド・エナジー・コアとは、フェース下の内部の構造の総称。従来、ヘッド下部内に設置していたタングステン・インナーウェイトを今回はTPU熱可塑性ウレタンに包み込んで搭載。より最適な位置に正確に重心を配置、結果、驚くほどの高打ち出しと適正スピンを可能にしたとか。

ウレタン包み込み方式には、別の利点もある。それは打感の向上だ。「従来、タングステンとステンレスなど異素材の金属同士が接触する場合、余計な振動で音や打感を阻害、エネルギーロスを生み出すことがありましたが、TPU によってこの問題を解消。また、周囲にウレタン・マイクロスフィアも注入したため、フィーリングの良さは折り紙つきです」(同)

また、従来のぶっ飛び系『GBB EPIC』アイアンはステンレスボディだったが、今作は軟鉄鍛造ボディとなった。そのため、モデル名は『EPIC FORGED STAR』となったのだ。「フォージドの名の通り、軟鉄(S25C)鍛造のボディを採用。ヘッド下部に注入されたウレタン・マイクロスフィアの相乗効果で打感、打音、フィーリングの良さを生み出します」(同)

昨今増えるぶっ飛び系アイアンは、強烈な弾きを追求するため、どうしても打感・打音を犠牲にした硬い打感のモデルが多い。同社はここに楔を打ち込むつもりのようだ。ロフトは7Iで26°、長さはカーボンSRで38インチ、358g。値段は5本(6I〜PW)で18万円+税、1本36,000円+税となっている。

■『エピックフラッシュ』UTは、きちんと日本人向け!

次に、UTの方を見ていこう。

「今年登場したEPIC FLASH シリーズのドライバー、FWは、世界に大きなインパクトを与えましたが、いよいよUTもメンズ用、ウィメンズ用が揃って満を持してのデビューです。『EPIC FLASH STAR』UTは、話題のFLASH フェースと、キャロウェイが誇るフェースカップテクノロジーを融合してヘッドに搭載。お馴染みとなったJAILBREAK テクノロジーとのコンビネーションで生み出すボール初速、強弾道は、まさに“モーレツ”の一語に尽きます。もちろん、トライアクシャル・カーボンクラウンやタングステン・インナーウェイトも装備。手にした飛距離性能とやさしさは、UTの歴史をも変えてしまうのかもしれません」(同)

また、日本人好みの【構えやすさ】も追求されている。「従来のキャロウェイのユーティリティは、やや角張った形状のヘッド設計が特徴の一つでした。しかし、今回の『EPIC FLASH STAR』 UTは、ウッドのような丸みのあるフォルムを採用しました。これにより、構えやすさが大きく向上しています」とのこと。

海外ではUTの設計はアイアン型の流れがあるため、スコアラインの入れ方も異なり、トゥが高く見えるような形状だが、これを日本人好みのFWに近いウッド型を採用。トゥが低く、スコアラインもFWの流れで構えやすく、モーレツな飛びだけではなく、細部にまで長く使える工夫がされている。こちらは1本48,000円+税。

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