• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「オーガスタ以外は最後になる」フレッド・カプルス、PGAツアー最後?の【スクエアヘッド】の戦い

「オーガスタ以外は最後になる」フレッド・カプルス、PGAツアー最後?の【スクエアヘッド】の戦い

2007年モデルのキャロウェイ『FT-iツアー』でティショットを放つカプルス(撮影:GettyImages)

セーフウェイ・オープン 事前情報◇2日◇シルバラード・リゾート&スパコース(7,166ヤード・パー72)>

最終戦「ツアー選手権」でのタイガー・ウッズ(米国)復活Vで幕を閉じた2017-18年の米国男子ツアー。今週からは早くも新シーズンの戦いが始まる。その開幕戦「セーフウェイ・オープン」に、2009年以来のエントリーをしたのが、59歳のフレッド・カプルスだ。

米国チャンピオンズツアーが主戦場のため「オーガスタ以外は最後のPGAツアーになるだろう」と、ゴルフ殿堂入りのレジェンドは言う。“ぶんぶん丸”の愛称を持ち、素手の超フックグリップから高速回転&アグレッシブなゴルフが信条。独特なスタイルを持つプロゴルファーでファンも多いだけに、その姿が見れなくなるのは寂しいもの。

使用クラブも独特だ。過去モデルを愛用するカプルス、ドライバーには長らく2013年モデルの[キャロウェイ]()『FT-iツアー』を愛用し、10年以上前に話題となった異型ウッドを現役として使う。

四角いヘッドといえば、2016年にクラブビジネスを撤退した[キャロウェイ]()(四角形)と、10年以上前にはこぞって異型が発売され、もてはやされたが一過性のブームに終わった。そんな定着することのなかった異型ウッドだが、カプルスには手放せない武器だった。

今後、大手メーカーから異型ヘッドが発売される可能性は限りなく低い。そして、伸び盛りの若手プロたちが古い【スクエアヘッド】を手にする可能性も。カプルスのPGAツアー最後の戦いは、【スクエアヘッド】最後の戦いと言えるのかもしれない。

関連記事