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36歳のネート・ラシュリー、PINGの地元在住の遅咲きが新規大会で華!?【WITB】

PGAツアーフル参戦2年目の36歳、ネート・ラシュリーが夢をかなえる!?(撮影:GettyImages)

ロケット・モーゲージ・クラシック 3日目◇29日◇デトロイトゴルフクラブ(ミシガン州)◇7340ヤード・パー72>

PGAツアーの新大会「ロケット・モーゲージ・クラシック」。3日目を終え、初日にキャリアベストの「63」で飛び出したネート・ラシュリーが、再びキャリアベストタイの「63」をマーク。トータル23アンダーに到達し、2位に6打差を付け、PGAツアー初制覇という夢物語を実現させようとしている。

今大会には補欠の1番でギリギリ滑り込んだ36才の遅咲き。17年に下部ツアーでは優勝しているが、PGAツアーで首位に立つのは初めての経験だ。

「今日も何もかもがうまくいった一日だった。悪いショット打っても良いライに残っていた。最終日は6打差リードは考えないでプレーしたい。アグレッシブにバーディを狙って行って、その結果最後はどうなっているか。優勝したらどうなるとか、シードとか賞金とかそういうことを今は考えないで今夜はゆっくり眠りたい」(ネート・ラシュリー)

ネブラスカ州生まれのアリゾナ大学出身で、2005年にプロ転向したラシュリー。海外メディアの一部報道では、その前年の2004年、大学2年の時に両親とガールフレンドをセスナ機の墜落事故で失うという辛い過去が明かされている。そして、現在は契約する[スコッツデール]()に在住している。

PGAツアーには06年に1試合出た後、2017年の下部ツアーの優勝で、18年は初のフルシーズンを戦った。この年は17試合で8試合の予選通過、最高順位は18位タイ。2019年に入ってここまで14試合に出場し、予選通過は10試合とやっと水に慣れてきた状態だと言える。(最高成績は8位タイ)

36歳がこれから経験する、世界最高の舞台での初の優勝争い。6打差があっても不安が襲うかもしれない。だが、ここまでFWキープ率、パーオン率ともに6位とショットが絶好調な上、平均パットも当然1位。24個のバーディを奪い、ボギーは1つのみ。悲しみを胸に秘め戦い続ける36歳の遅咲きに、とびきり大きな幸せが訪れることを期待して、最終日を見守りたい。

【ネート・ラシュリーの使用ギア】 ※PING発表
1W:G410LST(10°、ベンタス6X、45.25インチ)
3W:G410LST(13.5°、ベンタス7X、42.75インチ)
7W:3W:G410LST(13.5°、ベンタス8X、41インチ)
4I〜PW:i210(C-Taper125 S+)
A,SW:Glide2.0ステルス(50,54°、Project X LZ 6.5)
LW:プロトタイプ(60°、Project X LZ 6.5)
PT:スコッツデールWolverine C

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