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【女子F開幕節|記者会見/湘南vs浦安】アシスト量産&1ゴールで開幕大勝に導いた浦安の主将・伊藤果穂「ラスボニの強さを、自分が先陣を切って見せていきたい」

18日、日本女子フットサルリーグ2023-2024(女子Fリーグ)第1節、アニージャ湘南vsバルドラール浦安ラス・ボニータスが行われ、浦安が0-9で勝利した。

2020-2021シーズンからリーグを3連覇し、日本女子フットサルの超一流チームとして君臨する浦安。今シーズンは「常勝不敗」のスローガンを掲げ、4連覇に向けパーフェクトな滑り出しで、開幕戦勝利を飾った。

試合を終え、米川正夫監督とキャプテンの伊藤果穂が記者会見に出席した。

いい展開でゴールが入った

バルドラール浦安ラス・ボニータス|米川正夫監督

──試合を振り返って。

相手のホームでの開幕戦で、少し堅いゲームになるかなと思いましたが、間違いなく自分たちより相手のほうが堅くなっていたなか、立ち上がりで2点入りました。

テンポが悪かった時間もありましたが、後半ではある程度改善できて、いい展開でゴールが入ったかなと。途中GKを交代したことで停滞したと思いますが、悲観的なものではなかったと認識しています。来週に向けてまた準備していきたいです。

──第3セットは新加入の選手や昨シーズン出番の少なかった選手で組んでいました。第1ピリオドの間で点差を広げて、そのセットにも時間を使えたのかなと思いました。

やはり今までやってきた選手と比べると、細かいところはミスがあるなとか、強度が足りないなと感じる部分はありますが、使っていかないと良くはならないので。とはいえ、今日はしっかり点を取りたかったので、3セットできれいに回すというよりは、しっかり自分たちの強さを発揮することを優先しました。次節はもう少し使えると思います。

──第3セットは2-0の場面で一度使っていました。あの時間帯で、「この試合もらったな」という感覚から、第3セットの出場を決めたんでしょうか。

新しい選手のセットのクオリティがすごく悪いわけではないので、そこは伝えておきます。ただ、点差が離れる前に使いたかったというのはありました。点が離れすぎると、プレッシャーがなくなってしまうので、その前にという狙いはありました。

──次節はミネルバ宇部で、今節はショッキングなスコアで敗れました。宇部のホームなので、登録している大学生が何人か来ると思います。試合によっての相手メンバー構成や人数が大きく変わることに関して、どう感じていますか。

いろんな背景があると思うので、僕としては、そんなに厳しく言及したくないですね。むしろ頑張って、よくリーグに参加してるなという気持ちが強いです。もうちょっと戦い方を工夫して、やり方はあるかなという気はします。いろいろ言われちゃうだろうけど、下を向かずに頑張ってほしいです。

誰がゴール前に来ても、アシストできる

バルドラール浦安ラス・ボニータス|伊藤果穂

──試合を振り返って。

相手のホーム開幕戦で湘南は新しく参入してきたチームですし、お互い堅くなるかなと思っていましたが、点が入ってたことで落ち着きました。まだまだできる部分もたくさんあったので、週末までの練習で改善していきたいです。

──伊藤選手の点が決まった瞬間、思わず「カッコいい!」とスタンドで言ってしまったんですが、あのゴールを振り返っていかがですか。

前半もアシストが何度かあって、自分自身、今日は誰がゴール前に来ても、点を取らせてあげられる気がしていたので、あとは自分が決めたいっていう場面だったので、ほっとしました。

──先週のインタビューでは、開幕戦で2桁得点を狙っていると話していて、あと1点でした。個人としてはかなり調子も上向きに見えましたが、どうでしょうか。

新しい選手も、もともといる選手もいますが、チームとしてはいつも追いかけられている立場です。ただ、チャレンジを受けるだけではダメで、自分たちも進化していく必要があるので、そこは自分が先陣を切ってラス・ボニータスの強さを毎週見せていきたい。今日のプレーを自分自身で評価すると、その仕事ができていたかなと思います。

──今日は相手のホームでしたが、お互いの応援団も来て、すごく会場の雰囲気も良かったように思います。選手でも、声援や活気を感じたりしましたか?

ここ数年、声出し応援が無い状態で試合をしていて、それでも浦安のサポーターはどの会場でも、私たちに力をくれる存在です。今日も相手のホームでも、自分たちに熱い応援をくれたので、本当に大きな力になりました。

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