さらなる高みを目指す、若きスピードスター・金澤空「町田ゼルビアユースでも一緒だった、翔斗と代表でまたプレーできる」
10日(月)、フットサル日本代表はモロッコ遠征を前に、高円宮記念JFA夢フィールドにて汗を流した。 14時過ぎから始まったトレーニングは、レクリーションメニューからスタートし、1対1のトレーニング、パラレラを使ったチーム戦術の確認等を含め、約2時間ほどで終了した。
2022-2023シーズンを終え、主力選手として活躍していた立川アスレティックFCから、名古屋オーシャンズへと電撃移籍をした金澤空に話を聞いた。
名古屋の強度で、自分の持ち味が出せるように
ーーまず、移籍のことについて。このタイミングで名古屋への移籍を決断した理由を教えてください。
シンプルに、自分がもっと上の選手になるために考えて決断しました。
ーー決断する上では、周りの人に相談したりもしましたか?
そうですね。何人か経験のある選手たちに相談して、いろんな意見をもらいながら、晃さんとも社長と選手としていろんな話をしましたね。
最後は自分の感じてることや思ってることを1番に考えました。アスレもそれを尊重してくれたので感謝しています。
ーー環境も大きく変わって、日本のトップレベルのクラブでプレーすることになりますが、選手としてどんなことを伸ばしたり、どんなことに取り組みたいですか?
全体的にレベルアップすることはもちろんですが、まずは名古屋の強度のなかで、自分の持ち味を出せるようになれば、もっと上のレベルでも通用するような武器になると思うので、まずは自分の得意なことを伸ばすということを忘れずに。あとは自分の足りないところとして、オフザボールの動きだったりは、上手い選手たちがたくさんいるので参考にしながら、全体的に大きくレベルアップしたいです。
ーー同じタイミングで移籍することになった、清水和也選手は、代表でも何度も一緒にプレーしています。同じ名古屋の選手になることで、やはり何かいい影響やイメージは持てそうですか?
普段から同じチームになることは、代表にとってもメリットだと思います。ただ、まずは個人で結果を残さないとこの代表には呼ばれないと思うので、そこを意識しながら、メンバーに残っていけるように頑張りたいです。
ーー同じアラでは、山中選手も新しく招集されて、他の選手もいて、競争が激しいポジションになりそうですが、その部分についてはどう考えていますか?
翔斗は、年齢も近いですし、サッカーの時も同じ町田ゼルビアのジュニアユースで一緒だったので、代表という舞台でまたプレーできるのは、周りの人も喜んでくれると思うし、自分も楽しみです。同じ時間帯で右アラと左アラでプレーする時間帯もあると思うし、アンダーも含めて一緒にやっている時間も長いので、お互いのいいプレーを引き出せたらいなと思っています。
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