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【日本代表】約1年半ぶり2度目の招集で成長を示したい高橋響。「前回呼ばれた時は右も左もわかりませんでしたが……」

10日(月)、フットサル日本代表はモロッコ遠征を前に、高円宮記念JFA夢フィールドにて汗を流した。

14時過ぎから始まったトレーニングは、レクリーションメニューからスタートし、1対1のトレーニング、パラレラを使ったチーム戦術の確認等を含め、約2時間ほどで終了した。

トレーニングを終え、木暮ジャパン発足以来、2回目の招集となった高橋響に話を聞いた。

“鳥丸イズム”を出しながら、自分らしく

──高橋選手は木暮ジャパン立ち上げ以来、久しぶりの招集となりました。

前回呼ばれた時は(フットサルを)初めて半年くらいで、右も左もわかりませんでした。チームでは「守備をやっておけばいいか」というくらいの感じでしたが、昨季から鳥丸太作監督になって、攻撃にもだいぶ触れて、選ばれない時期もありましたけど、前回呼ばれた時よりも力がついたと感じています。

──どんな部分で自分の変化を感じていますか?

鳥丸監督になって戦術がガラッと変わりましたし、チームで求められること、個人として点を取るところ、ピヴォに負けないというところを求められています。そこは前回よりも手応えがありましたし、攻守ともに少しずつやれていると思います。

──モロッコ遠征前のトレーニングを終えての感想を教えてください。

今はオフシーズンということもあって、体の調子はまずまずですけど、久しぶりに代表の戦術に触れて、チームとは全然違うところもあって、アジャストしながらやっています。

──トレーニングの強度や戦術理解度は実際にプレーしてどう感じましたか?

チームでもクワトロをやっていて、代表でもやって、チームで求められていることのちょっとした違いがあるので、自分の良さとチームのやりたいことをうまく合わせながらやりたいです。

──練習ではピヴォの選手がセットにいるなかでもクワトロを取り組んでいました。[3-1]のオプションとしてクワトロもできるように取り組んでいたのでしょうか?

そうですね。[3-1]を生かすためのクワトロでもあり、逆も然りという感じです。

──高橋選手はあまり緊張しないキャラですか?

めちゃくちゃ緊張します。代表に来る時も眠れなかった……。嘘です。めっちゃ寝ました(笑)。

──(笑)。では、初日のトレーニングは気負うことなく臨めましたか?

「うまくなりたい」と思ってやりますし、「やってやろう」という気持ちはいつもあります。そこは持ちつつ気負うことなく、日数が経つにつれて慣れていけたらと思います。

──前回呼ばれた時は、先ほど言われたように右も左もわからなかった状況から今はある程度自信を持って代表活動に参加できているのでは?

ある程度はそうですね。

──木暮賢一郎監督は「フル代表のユニフォームを身に纏って国際Aマッチで戦うことが代表キャリアの入り口」と話していました。これからモロッコでの3試合が控えていますが、そこへ向けてどんな気持ちでいますか?

代表だからということも特になく、いつも通りのことしかピッチでは出ないと思う。いつも通りどんどんシュートを打ったり、がっつり守備にいったりして、“鳥丸イズム”を出しながら自分らしくやれたらいいなと思います。僕はミドルシュートやピヴォとの戦いで負けないことやインターセプトを狙う動きが強みだと思っているので、そういうところを出したいです。

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