バスケットボール

屋外用のバスケットボールと屋内用バスケットボールの違い

バスケットというと、体育館で行われるイメージがありますが、屋外にバスケットコートがあるケースもありますよね。

「3×3」がプロ化するなど、ストリートバスケ用の屋外コートも少しずつ増えてきています。

外のバスケットコートで遊ぶ人もいれば、部活のない日に練習をする学生もいるはずです。

しかし、屋内で使用しているんバスケットボールをそのまま屋外で使用するのは避けた方が良いと言えます。

この記事では、そんな「屋外用のバスケットボールと屋内用バスケットボールの違い」について解説していきたいと思います。

外用のバスケットボールと屋内用バスケットボールの違い

もしも屋内と屋外の両方でバスケットボールをする可能性がある人は、できればそれぞれのコートに適した2種類のボールを購入するべきでしょう。

なぜならば、屋内用のバスケットボールを外で使用してしまうとすぐに表面の革が痛んでしまい、グリップ力が落ちてしまうからです。

バスケットをする際には、しっかりと屋内と屋外のコートの違いを理解して選ばなければならないのです。

それでは、屋内と屋外それぞれのコートの特徴と適したボールを挙げていきましょう。

屋内用のバスケットボール

体育館などの屋内で行うバスケットボールでは、「天然皮革」か「人工皮革」のどちらかを使用します。

もちろん、遊び用などで使用されるゴム製(ラバー)のボールでもプレー可能ですが、天然皮革や人工皮革の方がより適していると言えます。

天然皮革は、国際大会や国内プロリーグ、インターハイなどで使用されるバスケットボールです。

グリップ性が高く、非常に手に馴染むというメリットがあります。

価格は高めですが、本格的に屋内でバスケットボールをしたいという人には最適なボールであると言えるでしょう。

人工皮革は、見た目的には天然皮革とあまり変わりませんが、グリップ性はやや落ちます。

使い込むほどにグリップ力が落ちてしまいますが、価格は比較的安価です。

屋外で使用することも可能ではありますが、短期間でグリップ力が落ちてしまうでしょう。

屋外用のバスケットボール

屋外では、「エナメル合成皮革」や「ゴム製(ラバー)」のバスケットボールがおすすめです。

エナメル合成皮革の場合には、屋外でプレーするのに適しているので、屋外でプレーする人は迷わずこのタイプのボールを購入すべきでしょう。

コートの地面が土の場合は、若干ボールに砂が付きやすいのでプレーしにくいかもしれません。

ゴム製(ラバー)のボールの場合には、耐久性も高く価格も非常に安くなっています。(2,000円前後で購入可能)

屋外用バスケットボールは定期的なメンテナンスが必要

屋外のバスケットコートは、ラバー面であったりアスファルト面だったりとその種類が様々です。

土のコートも稀にあります。

様々な条件下でプレーするため、ボールにはグリップ力や耐久性、十分な空気圧が必要となります。

ボールの汚れをしっかり落とす

長期間屋外用のバスケットボールを良い状態で保ちたいのであれば、プレー後にしっかりと汚れを落としておくことをおすすめします。

まずは表面に付いた泥や砂を払い落とします。

そのまま保管してしまう人も多いですが、必ず人工皮革用のクリーナーをスプレーしスポンジと乾いた布で拭き取ります。

ゴム製(ラバー)ボールに関しても同じメンテナンスを行います。

もしもその後長期間使用しないのであれば、一度空気を抜いて保管をしておくとボールの変形を防ぐことができるので良いかもしれません。

合成皮革のバスケットボールに関しては、合皮専用のクリーナーが存在するので、必ずそれを購入してメンテナンスを行いましょう。

「めんどくさいから人工皮革用のクリーナーでいいや」となってしまいがちですが、長持ちさせたいならば専用のクリーナーを購入しましょう。

バスケットボールの空気圧

バスケットボールの適正な跳ね方としては、「1.8mの高さから落下させて1.2m~1.4mの高さまでバウンドする程度」となります。

日本バスケットボール協会では、具体的な空気圧の数値は公表しておらず、前述したようなボールの跳ね具合を基準としています。

ボール専用の空気入れもありますが、ボールと同じメーカーの空気針を購入すれば、自転車用の空気入れでも空気を入れることが可能です。

その際は、必ず「潤滑油」を針に塗ってからボールに刺しましょう。

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