
バスケットボールコートの各名称と覚えておくメリット
バスケットは非常に魅力的で楽しく、人気もじわじわと上がってきているので、「やってみたい」と思っている人も多いかもしれません。
実際に最近バスケ部に入ったという学生も多いでしょうし、社会人になってからバスケを始めたという人もいることでしょう。
バスケットボールは、簡単なルールを覚えれば十分にプレーすることができますが、より深くバスケを知ることができれば長年バスケをしてきている人たちともプレーや考えを共有できるはずです。
それは「バスケットコート」に関しても言えることです。
スリーポイントラインやフリースローラインなど以外にも、実は非常に多くの名称があったりするのです。
この記事では、そんな「バスケットボールコートの各名称と覚えておくメリット」について解説していきたいと思います。
バスケットボールコートの各名称を覚えておくメリット
バスケットボールを趣味として気軽に行っているという人であれば、バスケットコートの正確なサイズやリングまでの高さ、各ラインの名称などをわかっていなくてもまったく問題ない(スリーポイントラインやフリースローラインなど基本的なラインが分かっていれば問題ない)と思います。
しかし、小学校のミニバスや中学校、高校、大学などの部活やある程度強さも求めている社会人チームなどであれば、深く知っておく必要があると言えるでしょう。
なぜならば、「プレー中にそのラインなどの名称を言ったり聞いたりするシチュエーションがあるから」です。
「左ウイングからベースラインドライブをしよう」
「相手の7番ミドルラインドライブが多いから注意しよう」
このように、コートの名称を使う機会が多かったりします。
コートの各名称を覚えることで、プレーヤーとプレイヤー同士はもちろん、プレイヤーとコーチのコミュニケーションが円滑になるというメリットがあるのです。
バスケットコートの広さ
バスケットコートの広さは、小学生と中学生以上で違いがあります。
小学生が行うミニバスでは、縦幅が12~15m、横幅が22~28mのサイズとなっています。
中学生以降になると、縦幅15m、横幅28mとなります。
バスケットボールコートの各名称
それでは、ここからは具体的な各名称を挙げていきましょう。
コートの名称だけでなく、バスケットでよく使われる名称も上げていきますので、ぜひ覚えておきましょう。
エンドライン
エンドラインとは、リングがある後ろに引かれているラインをことです。
シュートが入った時などにエンドラインからスローインをします。
サイドライン
サイドラインは、コートを長方形に見た時に一番長い外側のラインのことを指します。
サイドラインからボールが出たり、サイドライン近くでファールがあった時には、サイドラインからスローインが再開されます。
センターラインとセンターサークル
センターラインは、コートの中央に引かれているラインでス。
コートの真ん中にある丸い円が「センターサークル」で、その中心にセンターラインが引かれています。
このラインの自陣側を「バックコート」、相手陣側を「フロントコート」と呼んでします。
制限区域(リストリクティッドエリア)
制限区域とは、リングの前に位置する長方形のエリアのことです。
「ペイントエリア」とも呼ばれています。
異なった色で塗られているので、確認しやすくなっています。
プレイヤーはこのエリアに3秒以上留まることはできません。(3秒ルール)
ミドルライン
自陣のリングと相手のリングを結んだラインのことを「ミドルライン」と呼んでいます。
中央に向かうドライブを「ミドルラインドライブ」と呼び、エンドラインやサイドラインをドライブすることを「ベースラインドライブ」と呼びます。
ボールサイドとヘルプサイド
試合中に、「ボールサイドチェック厳しく」といったような言葉を聞くことも多かったりします。
ボールサイドとは、「ミドルラインからボールのある側のサイドのこと」です。
ボールがないサイドのことは「ヘルプサイド」と呼びます。
ウィークサイドとストロングサイド
これも実際のコートの名称ではなく、試合中に使う用語の1つです。
ボールを持ったプレイヤーからみて狭いエリアの方を「ウィークサイド」と呼び、広いエリアの方を「ストロングサイド」と呼んでいます。
トップ、ウイング、コーナー
これらの用語は、プレイヤーの立ち位置を表す言葉です。
「トップ」は、リングの正面のスリーポイントラインの外側のことを指します。
「ウイング」とは、リングの45度の角度でスリーポイントラインの外側のことを指します。
「コーナー」は、バスケットコートの四隅のエリアのことを指します。
ローポストとハイポスト
主にセンターがプレイする機会が多いリング下のエリアを「ローポスト」と呼んでいます。
これに対してフリースローラインの辺りは「ハイポスト」と呼ばれています。
パワーフォワードやスモールフォワードがプレーする機会が多いエリアです。