
バスケットボールをプレーしている選手の中には、「リストバンド」を付けている人もいますよね。
あまり頻繁に見かけるわけではありませんが、1試合の中で1人くらいはしている人がいるものです。
しかし、バスケットボールに詳しくない人からすると、そのリストバンドにどのような役割があるのかピンと来ないかもしれません。
「オシャレ?」「手首の保護?」、「手の汗を防ぐため?」と見当もつかないですよね。
この記事では、そんな「バスケットボールにおけるリストバンドの役割」について解説していきたいと思います。
バスケットボールにおけるリストバンドの役割
バスケットの練習や試合でリストバンドを付けるのは、以下のような役割があります。
顔の汗を拭くため
リストバンドの多くは、タオルの生地に近い素材で作られていることが多く、汗を吸収する役割を担うことができます。
バスケットボールというスポーツは非常に激しい運動量が求められるスポーツであり、頻繁にベンチに戻れるわけでもありません。
それゆえに、ベンチに戻りタオルで汗を拭くことがなかなかできないのです。
しかし、リストバンドをしていれば、顔の汗を簡単に拭うことができます。
頭やおでこから汗が垂れて目に入ってしまい、プレーに支障をきたしてしまうこともあるでしょう。
そんな時に敷かさず汗を拭きとることで、プレーの質を保つことが可能となるのです。
手首の保護や腕の筋肉を締め付けるため
リストバンドは、その名の通り手首にはめますが、そのことによって手首を保護することができます。
ダンクシュートができる人はリングに手首がぶつからないように保護するためにもリストバンドを身に付けることもあります。
それ以外の人も、手首に不安を抱えている人はテーピングを巻くこともありますよね。
そんな時にテーピングの上からリストバンドを付ければ、保護ができるのはもちろん手首に不安があることを隠すこともできます。
また、手首より少し上(肘と手首の間くらい)にリストバンドを付ける人もいます。
こうすることで腕の筋肉を締め付ける効果が得られ、プレーの安定性が増すという人もいるようです。
オシャレアイテムとして
バスケットボールというスポーツは、ファッション性も魅力の1つとなっています。
そして、リストバンドはそんなファッション性を高めるアイテムでもあるのです。
単純に、リストバンドを付けているだけでオシャレさがUPしますよね。
大ヒット漫画の『スラムダンク』でも、湘北高校の流川楓が左腕のひじ下にリストバンドを付けていました。
NBAでも実際に数々のスター選手がリストバンドを付けてプレーしていたのです。
リストバンドは左右どちらの腕に付ければいい?
バスケットボールをプレーしている人がリストバンドを使用する場合、「どっちの腕に付ければいいんだろう?」と悩んでしまうケースもあります。
結論から言えば、どちらに付けても構いませんし、左右両方にリストバンドを付けてプレーする選手もいます。
多くの場合は、利き手ではない方の腕に付けています。
これは、「利き手に付けているとシュートを打つ時に違和感があるから」といった理由であることが多いようです。
リストバンドを付けていたNBA選手
それでは、ここからは何人かリストバンドを付けていたNBA選手を挙げてみましょう。
現代ではひじを保護できるサポーターを付けてプレーする選手や汗を吸うタイプではないリストバンドを付けている選手も多くなっていますが、一昔前までは多くの選手が着用していました。
「え?あのスター選手も付けていたの?」と驚く人もいるかもしれません。
マイケル・ジョーダン
マイケルジョーダンと言えば、左腕のひじ下にリストバンドを付けているイメージがありますよね。
試合ではほぼ100%リストバンドを付けてプレーしていました。
カラーは黒が多かったですが、白や赤もたまに着用していました。
コービーブライアント
2020年に飛行機事故で帰らぬ人となったコービー・ブライアント氏も左腕にリストバンドを付けてプレーした選手の1人です。
ジョーダンよりも上の位置(ちょうどひじ当たり)に付けることがほとんどでした。
アンファニー・ハーダウェイ
ジョーダンの後継者と言われたペニーことアンファニー・ハーダウェイも左腕にリストバンドを付けていました。
黒のリストバンドを付けることが多く、コービーと同じようにひじの位置に付けることがほとんどでした。
まとめ
今回は、「バスケットボールにおけるリストバンドの役割」について解説してきました。
・顔の汗を拭くため
・手首の保護や腕の筋肉を締め付けるため
・オシャレアイテムとして
バスケットボールにおけるリストバンドは、これらの役割を持っていました。
ぜひリストバンドを購入し、プレーする際に付けてみてはいかがでしょうか?
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