NBAの2大センター、エンビードとヨキッチが1月の月間MVPに選出!<DUNKSHOOT>

1月の月間MVPに輝いた76ersのエンビード(左)とナゲッツのヨキッチ(右)。(C)Getty Images
 現地時間2月2日(日本時間3日、日付は以下同)、NBAが1月の月間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビード、ウエスタン・カンファレンスからデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。

 1月の15試合中14試合に出場したエンビードは、リーグトップの平均34.0点、同9位の10.8リバウンド、5.1アシスト、1.50ブロックをマーク。12月に続いて今季2回目、通算4回目の月間MVPに輝いた。なお、シクサーズの選手が2か月連続で受賞したのは初、4度の受賞はレジェンドのアレン・アイバーソンと並んで球団史上最多となった。

 エンビードは1月の全試合で25点以上を奪取したほか、フィールドゴール成功率54.2%、3ポイント成功率30.4%、フリースロー成功率80.9%と躍動。19日のオーランド・マジック戦では27分間の出場で自己最多タイの50得点、12リバウンドをあげ、リーグ史上最短で“50−10”(50得点・10リバウンド以上)を達成した。

 シクサーズは開幕から主軸のベン・シモンズを欠きながらも、大黒柱を中心に月間12勝3敗と奮戦。現在31勝19敗でイースト2位に浮上している。
  ナゲッツの月間11勝5敗に貢献したヨキッチは、全16試合の出場で平均26.6点、13.3リバウンド、9.0アシスト、1.44スティールをマーク。今季初、通算3回目の栄冠となり、球団ではアレックス・イングリッシュ、カーメロ・アンソニーと並んで受賞回数最多に浮上した。

 昨季のリーグMVPは、フィールドゴール成功率60.1%、3ポイント成功率43.1%、フリースロー成功率88.0%と高いシュート精度に加え、7試合でトリプルダブルを達成。月間で7回以上のトリプルダブルを記録した史上5人目の選手となった(過去の4人はオスカー・ロバートソン、ウィルト・チェンバレン、マイケル・ジョーダン、ラッセル・ウエストブルック)。19日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では今季自己最多の49得点、14リバウンド、10アシストをあげて延長戦勝利に導いている。

 またヨキッチはリーグ史上初めて、キャリア通算500試合未満で5000リバウンド、3000アシストに到達。万能ビッグマン擁するナゲッツは、28勝22敗でウエスト6位に位置している。

 1月のその他の候補者は以下の通り。
■イースト:ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)、デマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)、ダリアス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ)、パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)

■ウエスト:デビン・ブッカー(サンズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)、デジャンテ・マレー(サンアントニオ・スパーズ)、アンファニー・サイモンズ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)

構成●ダンクシュート編集部

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