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「またバスケができることに感謝」約7か月ぶりの実戦復帰に八村塁が充実感!「コートに戻れて本当に良かった」<DUNKSHOOT>

今季初出場の八村が、復帰初戦を終えてその胸中を語った。(C)Getty Images
 現地時間1月9日(日本時間10日、日付は以下同)に行なわれたオーランド・マジックとの一戦で、ワシントン・ウィザーズの八村塁が今季初出場。約14分と制限されたプレータイムのなか、ショットこそ不調だったものの、2本のダンクを叩き込むなど6得点、3リバウンドをマーク。チームも102-100で勝利を収めた。

「良かったですね。こうやってコートへ戻ることができて、チームも今けっこうきつい状態なんですけど、こういうふうにアウェーで勝利を掴めて良かったです」

 試合後に八村がそう話したように、ウィザーズは12月に入って5勝9敗、1月も前の試合までで1勝3敗と、開幕直後の勢いを完全に失っていた。そんななかで、八村の復帰はチームが再び勢いを取り戻す良いきっかけになるかもしれない。

「ずっとチームとも練習していましたし、プレーヤーとも話しながら、『早くコートに戻りたいな』と思っていたので、今日こうやってコートに戻れて、皆とやれて本当に良かったです」
  昨季のプレーオフ以来、約7か月ぶりのNBA公式戦出場の喜びを噛みしめた八村。チームはモントレズ・ハレルというインサイドの核を欠いていることもあり「気持ち的にも準備できていたので、今日プレーすることを決めました」と振り返っていた。

 現在のウィザーズは、ダニエル・ギャフォードとカイル・クーズマこそいるものの、ハレルとアンソニー・ギルが新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入り、トーマス・ブライアント(左ヒザ)も欠場中。ビッグマン不足に陥っており、ベテランのグレッグ・モンローと10日間契約を結ぶほどだった。

 それだけに、両フォワードのポジションに加え、緊急時にはセンターも務められる八村の復帰はチームにとって非常に大きい。実際、試合前にウェス・アンセルドJr.HC(ヘッドコーチ)が「(ルイは)サイズと万能さが魅力。3ポイントの状態も良さそうだね。彼にとっては新たな武器だ。ディフェンスでは1番(ポイントガード)から4番(パワーフォワード)までスイッチできるので、サイズとリバウンド力をもたらしてくれる。スモールラインナップの5番(センター)も務められるし、彼にはユニークな能力が備わっている」と話したように、この日の八村は5番、あるいは4番で起用されていた。
  今季40試合目で初出場を果たし、新たな指揮官やチームメイトたちとともに、NBA3シーズン目を本格的にスタートさせた八村。アンセルドJr.HCのシステムについても「チームともずっと練習してきましたので。あと、僕も試合をずっと観ていたので、自分も(試合のなかで)やっているとイメージしながらずっとやってきてたので、その通りにできたんじゃないかなと思います」と、慣れてきたことを実感しているようだ。
  今季の抱負について「遅れてスタートしたんですけど、こうやってまたバスケができることを凄い感謝してますし、まずはリズムを戻せるように、しっかりとチームにも慣れながら、そこから(どんなシーズンにしたいか)決めていきたいと思います」と口にした八村。“日本の至宝”の新たなシーズンに注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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