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ミス連発のウエストブルックがバッシングに“反撃”「シュートミスもターンオーバーも俺のゲームの一部」<DUNKSHOOT>

ミスを恐れない積極的なプレーこそ、ウエストブルックの最大の魅力だが……。(C)Getty Images
ロサンゼルス・レイカーズにとって年明け最初のゲームとなった現地時間1月2日(日本時間3日、日付は以下同)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦。この日も先発センターとして起用されたレブロン・ジェームズが両軍最多の26得点をマークするなどオフェンスを牽引し、108−103で勝利を収めた。

2022年最初の試合を白星で飾り、今季成績を19勝19敗と勝率5割に戻したレイカーズ。ただ、内容的には手放しで喜べるものではなかった。相手はここまで17勝20敗と負け越しているウルブズ、その上カール・アンソニー・タウンズ、ディアンジェロ・ラッセルが欠場と飛車格落ちにもかかわらず、わずか5点差しかつけられなかったからだ。

そしてもうひとつ、試合後に槍玉に挙げられていたのがラッセル・ウエストブルックだ。この試合でウエストブルックはミスを連発。ボールが手につかない場面が散見され、9つものターンオーバーを記録してしまっていた。

勝ったとはいえ、スターガードの不甲斐ないパフォーマンスに識者やファンから批判が殺到。そんなバッシングに対し、ウエストブルックは試合後の会見でこう“反撃”した。
「俺のゲームは、シュート効率やターンオーバーの数で決まるものではない。シュートを外すのも俺のゲームの一部だ。他の選手も許されるように、俺だってシュートを外すことくらいある。ターンオーバーをしたとしても、それもゲームの一部なんだ」

確かに、ミスを恐れないアグレッシブかつエネルギッシュなプレーこそ、ウエストブルックという選手の最大の魅力だ。そうして常にフルパワーを出し切って試合に臨んできたからこそ、4度のシーズン・トリプルダブルを筆頭に、数々の偉業を成し遂げることができたのだろう。

ただ、33歳という身体能力に衰えが見え始める年齢を考えれば、“らしさ”は失われるものの、プレーを抑えてミスを減らすスタイルにシフトチェンジすべき時期に来ているのかもしれない。これまで通りのエンジン全開のスタイルを貫くのか、それとも新境地を開拓するのか。この決断は、自身の、そしてレイカーズの未来にも大きく影響を及ぼしそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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