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“ショータイム・レイカーズ”のドラマ公開決定! しかし、OBのマジックが「別に楽しみじゃない」と語るワケは?<DUNKSHOOT>

1980年代、レイカーズはマジック(写真)を中心に5度の優勝を果たした。当時をフィーチャーした作品は話題を呼びそうだが、本人は見ないという。(C)Getty Images
昨年、1990年代に6度の優勝を果たしたシカゴ・ブルズの最後の優勝シーズンに密着したドキュメンタリー「ザ・ラストダンス」はNBAファンだけでなく、現役選手たちも視聴するなど大きな話題を呼んだ。

そして2022年3月、今度はドラマや多くのドキュメンタリー制作で実績のある『HBO』が、1980年代のロサンゼルス・レイカーズをフィーチャーしたドラマをリリースする。

『Winning Time: The Rise Of The Lakers Dynasty』と冠されたこの作品は、大型司令塔のマジック・ジョンソンや伝説のセンター、カリーム・アブドゥル・ジャバーを中心に華麗な“ショータイム・バスケットボール”で世界中のファンを魅了した80年代のレイカーズの状況や、選手個々についてフィーチャーしたドラマシリーズとなるという。

実在したオーナーや選手を演じる役者によるドラマに多くのファンや関係者が関心を示すなか、作中に役として登場するマジックは違った思いがあるようだ。
『TMZ』の取材にマジックは、「別に楽しみじゃないよ」と冷ややかな反応。さらに見る予定があるか問われると「ノー」と断言したのだ。

マジックがこのようなつれない返答をしたのは、自身、そしてチームオーナー兼社長のジーニー・バスが関わるレイカーズの映像作品2本がリリースされる予定があるからだ。

なお、自身が関わる作品は今後「AppleTV+」で配信される予定で、未公開のアーカイブ映像やインタビューなどで構成された、マジックの人生を辿る4部構成の作品になるという。

そうした事情があり、他局のドラマを褒めるわけにはいかなかったのだろう。また『Winning Time: The Rise Of The Lakers Dynasty』では、ド派手なパーティーに興じるシーンなどオフコートのやや破廉恥な出来事も描写されているという。

それらが事実とはいえ、倫理観や情勢が異なる現代にそんなシーンが流れれば当時の選手や関係者はバッシングを浴びる可能性もゼロではない。マジックが「(自分たちが手掛ける)こっちの方が楽しみ」と答えるのも無理はないか。

構成●ダンクシュート編集部

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