「信頼できるチームメイトがいるのは最高だ!」好調ウィザーズの現状にビールは大満足<DUNKSHOOT>

ここまで予想外の快進撃を見せているウィザーズ。好調を支える新加入の選手たちに対し、ビールは大きな信頼を寄せているようだ。(C)Getty Images
ここまで11勝5敗(勝率66.8%)でイースタン・カンファレンス3位につけているワシントン・ウィザーズ。開幕前は苦戦が予想されたなかで大きなサプライズを起こしているが、その要因は“チームメイトへの信頼”にあるのかもしれない。

現地時間11月17日(日本時間18日、日付は以下同)のシャーロット・ホーネッツ戦、18日のマイアミ・ヒートに敗れ、連敗で迎えた20日の試合。再びヒートと激突したウィザーズは、103−100の接戦を制し見事に勝利を収めた。

この試合、ウィザーズは4点のビハインドを背負って第4クォーターに突入するも、この勝負所でスペンサー・ディンウィディーとケンテイビアス・コールドウェル・ポープがともに10得点とステップアップ。最後はカイル・クーズマが4本のフリースローをすべて沈め、息詰まる熱戦を制した。

このチームメイトたちの活躍に、エースのブラッドリー・ビールは大満足の様子。試合後のインタビューで次のように語った。
「信頼してボールを預けられるチームメイトがいるのは最高さ。彼らがショットを決めてくれたおかげでこのゲームに勝てたんだ。クーズマのビッグフリースロー、そしてスペンス(ディンウィディーの愛称)とKCP(コールドウェル・ポープの愛称)のビッグショットがあったから勝てたのは間違いないね」

今オフ、ウィザーズはラッセル・ウエストブルックをロサンゼルス・レイカーズに放出し、代わりに前述した3人やモントレズ・ハレルといった複数のプレーヤーを獲得。そんな新加入組が頼れるチームメイトとなり、絶対的エースのビールを支えているからこそ、今季のチームの快進撃があるのだろう。

八村塁のはっきりとした復帰時期は未定だが、チーム練習には合流しており、復帰に向けた第一歩は踏み出したと言える。ウィザーズにはこのまま好調をキープし、今季の台風の目となってほしいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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