ジョーダンの前でプレーする心境をブリッジズが吐露「緊張するに決まってるさ」<DUNKSHOOT>

11月12日のニックス戦はジョーダンが観戦。ホーネッツの面々は流石に緊張したようだ。(C)Getty Images
現地時間11月14日(日本時間15日、日付は以下同)に行なわれたシャーロット・ホーネッツとゴールデンステイト・ウォリアーズの一戦は、ホームのホーネッツがリーグ首位を走るウォリアーズを106−102で撃破。これでホーネッツは5連敗後に3連勝をマークし、今季成績を8勝7敗とした。

そんなホーネッツは、マイケル・ジョーダンが2010年から筆頭オーナーを務める球団だ。そのため、ホーネッツの面々はジョーダンが観戦するなかで試合することも少なくない。ウォリアーズ戦の2日前、12日に本拠地で行なわれたニューヨーク・ニックスとの一戦も“神の御前”での試合だった。

ジョーダンと言えば、誰もが認めるNBA史上No.1プレーヤーで、シカゴ・ブルズを2度の3連覇に導いたことを筆頭に、成し遂げた偉業は数知れず。そんなレジェンド中のレジェンドの前でプレーするのだから、ホーネッツの選手たちが緊張するのも無理ないだろう。そのニックス戦を終えた後、今季急成長を見せている若手有望株のマイルズ・ブリッジズが、ジョーダンが観戦するなかでのプレーについて「確かに緊張する」と切り出し、こう続けた。
「史上最高のバスケットボール選手がベンチで応援してくれているんだから、緊張するに決まっているさ。今日は何度かレイアップを失敗したり、フリースローを3本ほど外したりもした。でも、落ち着いて自分たちのバスケを始めた途端、状況が一変したような気がしたよ。そこから俺たちは乗り始めた。彼がいてくれてよかったよ」

ジョーダンの“睨み”が効いたか、この日のホーネッツは後半に反撃を仕掛け、104−96でニックスを撃破。試合終盤に稚拙なオフェンスを展開した際には渋い表情を見せるなど、ジョーダンが観戦しているという状況がプレッシャーになるのは間違いない。だが、その分モチベーションにもなるはずで、選手たちの成長にも少なからず影響を与えるだろう。

ジョーダンの庇護の下、ホーネッツがここから調子を上げられるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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