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腰痛でもクラブ不変の稲見萌寧「今より100%良くないと替えないです」【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

稲見萌寧が腰痛も考慮し不変のクラブで今季9勝目を手にした

<伊藤園レディス 最終日◇14日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

2位に1打差の首位で出た賞金ランキング1位の稲見萌寧が、最終日に7バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。トータル17アンダーまで伸ばし、後続に9打差をつける圧倒的なゴルフで今季9勝目を飾った。22歳108日での通算10勝は、宮里藍の20歳105日に次ぐ史上2番目の年少記録だった。

これが“最強”稲見萌寧のドライバースイング【連続写真】

腰痛を抱える稲見だが、前回優勝時とクラブの変更はナシ。シャフトを軽くしたり、柔らかくしたりと“今の状態”に合った武器で戦う選択肢もあるはずだが、今大会の開幕前には「クラブを替えるつもりはありません」とキッパリ。理由は「確かめたくなってしまう」ことだと明かしていた。

「今は8番アイアンだけ20球(打つ)とかの状態。(クラブを)替えたところで練習はできませんが、私は替えてどうなったか(打って)確かめたくなってしまう」。実際にマスターズGCでシャフトをテストしたところ、「結構打っちゃって(腰が)しんどかった」との失敗もあった。患部が万全でないだけに、迂闊にスイッチできないのが本音だ。

そして、その選択は正しかった。優勝インタビューでは、改めてクラブを替えるタイミングはオフが多いのか?と問われ「いや、全然関係ないですね。今使っているものに対して(一度試打してみて)それよりも100%よくないと替えないです」と話していた。

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