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山本由伸

オリックスが山本由伸のメジャー挑戦承認!日本ナンバーワン投手が総額300億円級でメジャー移籍へ

写真:山本由伸 (AP/アフロ)

11月5日、オリックスが山本由伸のポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦を承認すると発表した。

オリックスは日本シリーズ第7戦に敗れ日本一を逃したことで来シーズンに向けて戦力低下は避けたいという思惑はあるが、若き侍の挑戦心を優先する男気を見せた形となる。

総額2億ドル(約300億円)以上の契約金が予想されるが、多くのメジャーチームが争奪戦を繰り広げることになるだろう。

日本シリーズ第6戦で日本野球に別れを告げる圧巻の投球を披露

山本由伸の日本ラスト登板は阪神との日本シリーズ第6戦だった。

日本球界に別れを告げる魂のこもった投球を見せ、14奪三振の完投勝利をもぎ取った。

負ければ阪神優勝という状態であっただけでなく、10月28日に行われた日本シリーズ第1戦では5回に4失点すると6回にも3失点を喫するなど打ち込まれただけにふがいない投球は許されなかった。

第7戦こそ阪神に敗れ日本一は逃したが、第6戦の勝利で「日本ナンバーワン投手は山本由伸」という印象を強く植え付けた形となった。

3年連続投手4冠(勝利数、防御率、勝率、奪三振)、そして3年連続沢村賞も受賞した。

日本球界では個人としてやり残したことがないため、メジャー挑戦に100%の気持ちとなるはずだ。

サイズはないが圧倒的な実績によりメジャーで争奪戦に

178㎝とサイズがない点は気がかりだが、実績については文句のつけようがないため、今オフは争奪戦が繰り広げられることになるだろう。

契約金は総額2億ドル(約300億円)以上と予想されている。

ドジャースやメッツ、ジャイアンツ、ヤンキース、レッドソックス、カージナルスなど様々な球団が獲得に乗り出すことになるが、当然ながらどのチームも先発の柱として考えているはずだ。

来季は大谷翔平が投球できず打者に専念することを踏まえれば、ドジャースが大谷よりも山本を優先して獲得しようと試みる可能性もあるだろう。

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