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大谷翔平

【WBC】大谷翔平対トラウトの“トラウタニ”対決も注目 侍ジャパンを待ち受ける「アメリカの壁」と世界一奪還への道筋

細やかな野球で守りきれるか

村上宗隆

日本がアメリカを倒す上で重要な要素を占めるのが、基本に忠実で細やかな戦いである。大谷、村上、山川穂高など長打が期待できるバッターはいるものの、MLB組を除くとアメリカの投手とは初対戦となる。

メジャー特有の動く変化球や日本ではなかなか見られない豪速球に苦戦を強いられる可能性は十分にある。その中で、ボールを見極めて四球での出塁やファウルで粘るなど相手球数を増やすことができれば、準決勝で95球の球数制限がある中で先発を早いイニングで下ろすことが可能になる。また、周東右京や源田壮亮のような足でかき回せる選手もおり、少ないチャンスをものにし、投手陣で守りきる戦いができれば理想だろう。

3大会ぶりの世界一奪還に向けて挑む侍ジャパン。まずはプールBでの戦いに挑むことになるが、その先に見据えるベスト4の壁を超えて、決勝の舞台へたどり着くことができるのか。また、アメリカとの対戦が実現し、夢の大谷対トラウトの戦いは実現するのか。さまざまな要素が交錯する中で、栗山英樹監督率いるチームジャパンが決勝に向けて戦いを進めていくことになる。

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